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第11回いや〜ん旅行♪
時代はフルタイム!
〜三重県 名張周辺〜
(2014,02,25)
月に1度ののツーリング。
でも毎年この時期は、凍結が怖いので車で相乗りし遠征して遊んでおります。
ですが今年は参加人数が少ないので、こういう風に近所でお好み焼きでも焼いて食べようと思っていたのです。
ところが!
その直前にこの企画を一番楽しみにしていた食いしん坊大将のタダz−の身に不幸が舞い降り、
参加が不可能に!
(舞い降りた不幸のイメージ)
ま、タダz−のことなんで放っておいてもいいのですが、
なんせ食べ物の恨みは怖く、後ですねられて、またもや不幸が舞い降りても困るので、
この企画は延期で、今回は別のことをして遊ぶことにしました。
(不幸のイメージ2)
さて、どうしよう?
タダz−が来れないならば…
こちらから行くか?
そういうわけで、あまり何も考えず彼の住む三重県は名張方面へGO!
そしていきなり彼の職場へ突撃!
油を売ったりせずまじめに仕事をしているか見てやろう!
すると…
「やや!夫婦して仕事中に油を売っているではないか!」
「いや、まあ、ガソリンスタンドですから…」
というわけで、いきなりの訪問に当初「?!」ってな顔つきだったお二人も、
すぐに事態が飲み込めて、笑顔で私たちをお見送りくださいました♪
さて、この後どうしよう?
とか言いながら実は少し目星をつけていたんですよ♪
事前に調べた情報によると、この界隈では「牛汁」という謎のB級グルメがあるそうで、
あの有名な「赤目四十八滝」付近にそれを食べさせてくれるお店が数軒あり、
そこでは名物の焼き草餅も食べれるとかいう話!
しかも、都合よく温泉まであるんだって!
じゃあそこに向かってレッツGO!
と調子よく山の中に入っていくと、次第に山肌に白いものが見え始め、
雪?
そしてさらに進むと…
ん?なにこれ?
なんで川がこんなに白いん?
え〜〜〜〜!
川が凍ってるぅ〜!?
試しにそこそこ大きな石を投げ込んでみましたが、
穴が開くどころか、軽々と氷にはじかれてしまいました。
これ、かなり分厚いでぇ〜!
ちょうどこの前の週は、全国的に記録的な大雪があったので、
このあたりでも、凍った川面に雪が積もり、どんどん厚い氷になっていったようです。
こんな調子で無事たどりつけるのか?
でもご安心!
今回出動したしょっち〜さんの愛車は、なんと驚異のフルタイム4WD!
常に4つの車輪にグリングリンとパワーがかかるので、雪道だって、悪路だって登り坂だってへっちゃら!
道理で、途中の登り坂や、高速道路でもきびきび走り、
あまつさえ横に並んだフェラーリーすら追い抜けたのだな!
(ま、すぐに抜いて行かれたけど。)
ほら!こんな一面の銀世界でも問題なし!
すごいぞさすがフルタイム4WD!
というか、ホントのこというと…
雪があったのは駐車場のこの場所だけで、路面は雪は溶けて乾いておりました。
(=^^=)ゞ
ちなみに、この車は先ほどのタダz−さんの奥さんのお母様が以前乗ってらして、
それをしょっち〜さんが譲っていただいたのです。(だからある意味里帰り?)
やっぱ、この地域だと冬場の運転には雪や凍結の備えがいるんですね。
ま、そういうわけでこの日は雪の心配などないほどに良い天気で、
日向だと結構暖かかったのですが、それでもさすがに山の中は冷える!
ですので、早く暖かいものが食べたいと、目的のお店まで行ったのですが…
「忍法空店の術〜♪」
なんとまあ、数あるお店のどれもがお休み!
もしかしたらこの辺りって火曜日が定休日?!
後で知ったところ、この時期は寒さが厳しいのでお客さんが少ないため、
ほとんどのお店が休業しているのだとか…
ちなみに、この辺りはいわゆる伊賀で、あの大忍者「百地三太夫」生誕の地であるとかで、
シーズン真っ盛りの夏場ともなれば各種のイベントもあり、
水場は忍術の修行に励むちびっこでにぎわっているのだとか。
でも、私たちはさすがにそこまで元気ではないので、
せめて軽く赤目四十八滝でも見物していこうかと川を上ると、
ぬぬぬ!有料!
道の真ん中に「オオサンショウウオセンター」があり、その建物が滝へのゲートを兼ねている様子。
確かに以前滝の岩にペンキを塗るななどの不届きものがいたから、
こういう風に厳重に管理する方が良いのかもしれません。
でもまあ、そこまで滝にもサンショウウオにも固執しているわけではなかったので、
柵の隙間からちょこっと滝を見て満足し、再び川を下りご飯を食べることにしました。
残念ながらオオサンショウオは見れませんでしたが
オッサンSHOW!は絶好調でしたしね♪
一応途中の道でこういうオオサンショウウオには出会えました。
だらだらと、口から名水を垂れ流すオオサンショウウオ君。
ちょうど美味しい水が欲しかったのだけれども、
でもなんか、この水をくむのはちょといややな〜。
(絵的になんか… オシッコみたいφ(._*)☆\(−_−))
さて、そういうわけで、ほとんどのお店が閉まっていたのですが、
幸い少し下ったところに営業してい温泉宿を発見!
食事ができ、温泉だけも入れるそうなので喜んで突撃!
そして嬉しいことに、ここでも「牛汁」のあるメニューがあるようなので、我々は迷わずそれを注文!
天重と牛汁のセット(1,350円)
そしてこれが「牛汁」。
さて、ここでそもそも「牛汁」とは何なのか?
そもそも何と読むの?
うしじる? ぎゅうじる?
こんな話をしていると、お店の方が「ぎゅうじると読むのですよ。」と教えてくれました。
つまりこの牛汁は、以下に述べる「牛汁5か条にのっとった名張市のB級グルメ。」だそうな。
@肉は「伊賀牛」を必ず使用すること。
A基本は和風しょうゆだしに伊賀牛、ネギを使用すること。
B野菜などの具材は、なるべく地元産を使用すること。
C商品名は「名張 牛汁」とする。
D店先にはのれんを掲示すること。
反対に言えば、それに従えば、各店舗でアレンジが結構自由な汁物の様子。
実際見てみるとカレー風味や、とろろ芋の入ったものなど多種多様であります。
(詳しくは赤目四八滝のHPを見てね。 http://www.akame48taki.com/home.html。)
なるほどなるほど♪
で、肝心のお味はというと、
和風だしがよく利いており、牛のう旨みもたっぷりでかなりしっかりしたお味♪
で、ネギと牛の脂のまろやかな甘みがあいまり後を引く!
これは美味い!
麺好きのしょっち〜さんが、
「あ〜、うどんが欲しい!」
と言ったのもうなずけるほどに、汁ものなのに一本立ちした料理です。
あえてたとえるなら、ちょっと甘めでしっかりめの「肉吸い」(うどん抜きの肉うどん)かな?
メインの天重もタレが別かけで、揚げたての風味が楽しめてすごく美味しかったのですが、
やっぱ牛汁の方が存在感が強く、喰われた感じがありますね。
いや〜、美味しかった!
大満足!(*^人^*)
というわけで、次は景色を楽しみながら温泉に入ろう!
(食事すると温泉は300円引きの500円で入れるのです♪)
ですが、あいにくこの日は団体さんの貸切で、家族風呂しかないとのこと。
ここまで来て個室で、しかもおっさんばかりで家族風呂というのもな〜。
まちがいがあってもいけないし…φ(._*)☆\(−_−)
そういうわけで、お風呂は入らずまたもや車に乗って走り出しました。
またこんど、バイクで皆で来てその時温泉に入ろう!
【山水園】
HP http://www.akame-sansuien.jp/
というわけで、しばらく車で走ったのち…
今度は河原に参上!
で、こんな場所で何をしているのかと言いますと…
違いの分かる男たちでコーヒータイム!
先日来、
火をつけたい!
火をつけたい〜〜〜!
火をつけたいってば〜〜!
と騒いでいた私のわがままを聞き入れていただき、
こうしてわざわざ河原に降り、お湯を沸かしてコーヒーを飲んでいたのですよ♪
あ〜、これで満足♪
みなさんどうもありがとね♪(*^人^*)
(しまった!せかっく買ったお茶うけの草餅食べるの忘れてた!)
そしてその後も快調に車は走る!
なんてったって、フルタイム4DWですから!
4つのタイヤが回ってますから!
切り替えができない、
いやいや、切り替えなどセコいことはしない男らしいフルタイムですから!
で、フルタイムだけに…
風呂タイム!
先ほど温泉に入り損ねたので、途中に合ったスーパー銭湯でひとっプロ。
バイクの時とは違い体はさほど冷えてはいないのですが、
それでもやはりお湯に浸かると極楽気分。
「ふぃ〜〜〜♪」
ああ、ええお湯でした♪
「あすかの湯」
で、そろそろ時間になってきたのでその後は大人しく帰路につきました。
ですが素直に帰るはずもなく、
うわっ!この柿の葉寿司美味しい〜!
とか、
あ〜、やっぱ屋外で飲むホットコーヒーは美味いね〜♪
とか微妙に寄り道。
ちなみに、上の二つはどれも無料のお店のサービス!
柿の葉寿司は、お土産に買って帰ろうと立ち寄れば、
「お試食どうぞ。」と人数分立派なものを出していただき、
コーヒーの方はいつものパン屋さんで、パンを買えば無料でいただける美味しいコーヒー!
(*^人^*)
【柿の葉寿司 たなか】
https://www.kakinohasushi.co.jp/
【パン・ド・ベル】
http://www.pan-de-bell.com/
というわけで、家に着けばちょうど夕方のわんこの散歩の時間。
なんやかんやと言いながら、結局まる一日楽しく遊べたね♪
「そりゃ、なんてったってフルタイムやから♪」
というわけで、一日運転くれたしょっち〜さん、
一緒にバカ騒ぎしてくれた個人教授さん、どうもありがとうございました。
今度はバイクで丸一、またフルタイム楽しみましょうね!
ヽ(^∀^)ノ
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