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第8回火曜日ミーティング研修会♪

先生不在で、ぐっねぐね〜♪
〜しまなみ海道〜 (後編)
大三島〜生口島〜因島〜向島〜尾道

(2011,11,20/21)




さて、そういうわけでパンクも無事修理でき、
このタイムロスを取り戻すべく再び走り出したわけですが…




「あ〜、みかんが美味しい♪ やっぱ本場は違うね〜♪」

伯方島から大三島に渡った私たちは、そこで対岸の生口島を眺めつつ一休み♪
だって、ここの道の駅はルート中でも屈指の絶景!
おまけに美味しいものも色々売っているから、素通りできるはずないじゃない?
そういうわけで、休憩して、お土産買って、ミカンを食べながら日向ぼっこをして、

「あっ!フグの赤ちゃん!」
「えっ?!ほんまどれどれ?ほんまや〜!」
「それにしてもええ眺めやね〜。」


と、先ほどのトラブルも忘れて完全にくつろぎモード。
だから、バイクたちも並んで休憩。

そんな中、私は景色に目もくれずある一点を凝視!
そしてその視線の先には…
「以蔵〜ぅ!お前、以蔵やないかいな〜!」
以蔵とは今年我が家にやってきた黒わんこ。(詳しくはココ
無論うちの以蔵がここにいるはずもないのですが、
飼い主さんと嬉しそうに歩く姿がもうそっくり!(着ている服も一緒や〜!)
そういうわけで、一声かけて撮影させていただきました。
いや〜、昔は出先で子供を見かけると、
家においてきた娘を思い出し会いたくなったたけど、
最近は、わんこをみると、家においてきた子達に会いたくてしょうがなくなる!
(じゃあ、置いていくなという話ですよね…(=^^=)ゞ)

そうそう、このとき飼い主さんにうちの以蔵の写真を見せたら、
「うわぁ!いっしょやぁ〜! ちょとちょと見てみぃ!」
と奥さんを呼び寄せ喜んでくれはりました。
(いや〜、この方も愛すべき犬バカだぁ〜!)
そんなこんなで、じっくり、ゆっくりくつろいで身体を伸ばした私たちは、
再びバイクにまたがり橋を渡って生口島へ!(通行料100円)

ここの原付道はかなり凝っていて、原付サイズの道幅なのに、
切通しあり、立体交差ありと一般道路並みの構造物!
おまけに道路わきには、たわわに実るミカンと、きれいな海と可愛い島々!
だから走っていてメチャ楽しい!

この楽しさをぜひ味わっていただきたいと、今回動画を撮ってみました。
出来たら何か棒状のものをハンドル代わりに握って、
そして画面にあわせて身体を傾けながらお楽しみください♪

動画はこちら
「そういや、去年外人さんがおったんはこの下かなぁ?」
「自分ずっとそれ言うてるやん。どんだけ外人さん好きなん!」


そうそう、昨年はこの下で
自転車のトラブルで困っていた外人さんを助けたな〜。

今年もおるかな〜?
あ〜、残念!
今年はおれへんかったか〜!

ま、それもそのはず、だってこの日はすごく天気が良くて、
外人さんに出会う確率はかなり低かったから。
え?
なぜって?
だって、彼らが現れるときにはいつも天気は大荒れ!
え?
ご存じない?
ホラ、あるでしょう?
「ハロー警報!」!(゜▽゜)b


φ(._*)☆\(-_-)「それは波浪警報や!」
(このネタ前も使ったな…)


ここから先はすごく気持ちの良いシーサイドコース!

あきれるくらい陽気できれいな海を見ながら気持ちの良いコーナーを駆け抜けます。

今回走っていてすぐに気づいたのが、道路脇に引かれたこの青い線。
実はこれ、しまなみ海道を正しく導くためのガイドライン。
これを追いかけて走っていると、迷うことなく次の橋までたどり着けます。
あめさん先生不在でいまいちルートに自信のない私には大助かりでした。
(でも実は、このラインがあるにも関わらず、ここまで数回ミスコース!)

こんな感じでのんびり走っていたらば…

ブオオオオオオオオ〜!

さすがにこのコースを見て我慢できなくなったしょっち〜さんが、
横から一気に抜いて行き、あっというまに店になっちゃいました。
(先の方の小さな後姿分かるかな?)

よし!追跡だ!
そして捕まえるのだ!

私はミラーに映るひろみちゃんに指示を出します!

行っけぇ〜!
「あ〜、そこのバイク、ちょっと横寄って止まりぃや!」
「え?わしですか?」
「自分なぁ、ちょと飛ばしすぎやでぇ!」
「かんにんしてください、お尻が痛くて急いでたんです。」
「なんや、お尻の調子が悪いんかいな?」
「はい、だからほらバイクも血が飛んで、」
「あ〜、ほんまや真っ赤かやぁ〜!」
「見逃してくれたらお礼はたんまりはずめますよ?」
「え?なんで、そんなに気前ええのん?」
「なぜなら私はお金持ち!なんてったて大地主!」
「なるほど、痔主だけに地主さんってか〜♪」
「って、おもんないわぁ〜!」

「ぎゃ〜!尻にしみるぅ〜!」


φ(._*)☆\(-_-)


無論フィクションのハクションです♪
とまあ、毎回こういう馬鹿なことをしながら楽しく走っておるわけです。

(=^^=)ゞ


で橋も気持ちよく渡って因島へ。(通行料50円)



橋ではこのように、真横に高速道路が併走しているので、
タイミングが合えば瞬間的に大型バイクとのツーリング気分も味わえます。


(まあ、確実にあちらには無視されますが…
ちゅうか、ちょっとはこっち見ろよGL軍団!)

こちらを左目で見て… こちらを右目で見たら…


ア〜ラ不思議!

飛び出して見えま…せん。

因島の原付道もミニサイズで気持ちい!
ここは深い切通し主体なので、運転していると、
バイクと言うより、電車に乗っているかのような気分になれます。

そういうわけでこれまた動画でバーチャ体験してください。


動画はこちら


この島でちょうど100均を見つけたので、急いで飛び込み予備のパンク修理用パッチを購入。
実は、ここまで内心ずっと、再び空気漏れを起こすのではないかと気が気ではなかったのです。
(だって、誰よりも自分自身が、自分の作業を信用していないので…)
なんせ、もう予備のパッチがないので、本当にヒヤヒヤしながら、
「あれ?今なんかグニャってならなかった?気のせい?気のせい?」
とまあそんな感じ。

ですのでここで予備をゲットできて一気に余裕が出てきました♪
で、ついでに真っ赤な手袋も買って、駐車場で上機嫌になりニギニギしていると…
やや?同じくニコニコしながらこちらを見ている
外人さん?

「出たなハロー警報!」( ;゚Д゚)☆\(-_-)

ニコニコしながら私たちのバイクを見つめていたのはスイスからやってきたナイスガイ!
この時は自転車で今治に向かっておられましたが、実は彼も本国ではバイクに乗っているそうな!

「ワタシのバイク、ヤマハ ワルキュレー!1300シーシー、え〜〜重いデェス。」

「これは原付、小さくて、軽いでぇす〜。」
「おお!びゅーちほー!これ古い ですカ?」(と言いつつしょっち〜のドリームを指す)
「いえいえ、見た目は古いスタイルですが結構新しいでのすよ。」
「??」
「Its look like so old, but is not.  Its made in the year 1997.」
「ないんてぃ…?」
「ナインティセブン。」

「……、え〜、せんきゅうひゃく…」
「そう、九十七!」

って、日本語しゃべれるんやん!

(スイスの母国語ってドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語などを主体とした複数の言語なんで、
英語って意外と通じにくいのかもね。)


とまあ、今年も愉快な国際交流が出来ました♪



「じゃあ、来年は原付買ってでここに来て〜!で一緒に走ろうね〜!」
(はっちさん、今年も外人さんに会えてよかったね♪)


さあここまで来たら本州は目前!





向島へと向かう面白い二階建ての橋(上は高速道路)を渡り…(通行料50円)

やや弱くなった日差しを受け、優しくきらめく海面を眺めつつ走り…

そして、最後に大きな橋(通行料10円)を渡って…

少し間違って高速道路に進入したり…

方向を間違って正反対の福山方面に向かったりとしていたら…
午後2時50分尾道到着〜!

ヽ(^∀^)ノ



で、尾道に着いたらばまずは…


オバQっぽい顔をして、オバQにごあいさつ!



じゃ、なかった!まずは腹ごしらえ!

いつもここでは「尾道ラーメン」を食べていますが、

「今年はなんか別のんを食べたい〜!」

との声が上がったので…

でたぁ〜!
本場の広島風お好み焼き〜♪

初めて食べた、本場の広島焼き。(560円!)
上に乗るのは甘口のカープソース!
香ばしくて美味しい!美味しい!
ビールが欲しくなる〜!

あんまり美味しいと騒いでいたら…

デザートがオマケに!
(実はその前走りながらメロンの話で盛り上がっていたのです。
(もしかして聞いてはった?)

尾道のお好み焼き「ふうらん」さん

(*^人^*)
さて、ここにきて前半パンク修理で使った時間のツケがまわってきた!
ずいぶん日も傾き、この様子だとすぐに暗くなるぞ〜!

だから、本来ならばじっくり尾道散策でもしたいところなんですが、
取って返して四国へ向かう!

で、こちらは尾道から向島への超近道!

渡し舟ですが、気分はフェリー!
こういうのはアトラクション的でなんかすごく楽しい♪
ちなみに料金は110円♪
(缶コーヒーより安い!)

ただ今午後4時



さあ、後は走れ!疾れっ!





しかしあえなく夕焼けが追いついてきたので…

開き直って記念撮影!

昨年ほどのすさまじさはないけれど、
これはこれでメチャクチャきれいな夕焼けでしょう?
それもそのはず、ここの通りは別名「サンセットビーチ」

確かにその名に恥じない美しさ!
さあ、ここから先は多分暗くて見づらいぞ!
「オー!」
急がず、焦らず、安全運転でいくぞ!
「オー!」

体育会系的に気合を入れて、いざ行かん!

と、ここまでは勇ましかったのですよ、
ここまでは…

ですがこの先、あの楽しかったはずの原付道がなんと豹変!

文字通り私たちに牙をむき出したのです〜!
「うわぁ〜!真っ黒やんけ〜!ほんま何にも見えへんぞ〜!」
「ひゃ〜!曲がってる?曲がってる?ちゅうか、わし今傾いてる??」
「きゃ〜!ネコが出た〜!目の前にいきなり飛び出してきた〜!」
「あれれ?ここはついさっき通った道ですやん!」


昼間あれだけ楽しかった原付道は、暗くなるとまるで迷路!
照明が一切なく、曲がりくねって見通せないので、ヘッドライトも役に立たない!
だから必死になって出てきた先が、ついさっき入っていった場所!
「あれれ?いったいどこで間違った??」
狐に化かされた気分で再度突入すると、どうも最初の分岐を見落としていた様子。
いや〜、いつもあめさんの後ろを走っていてばかりで気づかなかったけど、
ここって、夜はこんなに分かりづらかったのか…
なのにあめさんはいつも涼しい顔して、ほんま改めてすごい人やな〜。
(もしかしたら、わしらと行く前の週、一人で下見に行ってるとか?)
そんなこんなで、わーわーきゃーきゃー大騒ぎしつつ、
やっと伯方島まで戻ってきました。

「でもああいう時って、絶対一人で声出してるよな。」
「出してる出してる!」
「わしなんか、道間違ったぁ〜!みんなすまん〜!とか叫んでるよ」

「それ録音して後で聴いたらおもろいやろうね〜。」

いやほんと、それが出来たら「水曜どうでしょう」みたいやね♪
(ああ、火曜どうでしょうやん!)
ここまで来たらもうあと少し!
遠くに最初に渡った一番大きな橋が見えてきました。

でも、さすがに今度はあの小さな島には寄り道しません。
(=^^=)ゞ
お〜、くまさん&スヌーピー!
夜も表で頑張ってくれてるねんね〜!

ここまで安全運転で戻ってこれたよ〜!
ここから咲きも安全運転でいくから、
来年また会おうな〜!
ヽ(^∀^)ノ
そして最後の大きな橋。
これを渡れば四国です!

実はこの橋、一番長くて高度もすごい!
だから渡るのは結構怖いのですが、夜となればさらにそれが増す!
で、不思議なことに、後もう少しで渡りきれると思ったその瞬間、
その時が一番怖かった!
何ででしょうね??
午後6時40分四国再上陸!

記念になんとなく「4」のポーズ!


それにしても、行く道は7時間かかったこのコース、
帰り道はなんと2時間40分!

ということは、私たちは
4時間以上も寄り道に費やしていたのか?!

(=^^=)ゞ



この頃になると日もとっぷり暮れ、かなり寒くなってきました。
ですが、今年は11月開催だから、みな冬装備。
だから例年よりも寒さはあまりこたえませんでした。


でも腹は減る!

夕飯は本場の讃岐うどん!

本日のおすすめは「揚げもちうどん」(400円!)

美味い!
おもちだけでもすごく美味しい!
ビールが欲しくなる〜!
φ(._*)☆\(-_-)またか!

で、こちらは味噌おでん(1串80円)

濃い口醤油で煮込んでいて、甘口のお味噌を付けていただきます。
これがまた…
ああ、味が中までしゅんでて(染みていて)美味い!
口の中が幸せすぎる!
あ〜!ビールが…(以下略)

この安さでこの美味さ!
横でしょっち〜が食べていた玄米ご飯も食べたかったがもうおなか一杯!
ああ、胃袋がもう少し大きければ〜!

伊予富田 うどんの寿海里(スマイル)さん

(*^人^*)


おなかも膨れ、うどんパワーで身体も温まった!
さ、後は一路フェリーの待つ東予港へ!








「もうここまで来たら、家に帰ってきたようなもんやな。」S
「ちゃうで、家に帰るまでがツーリングやで。先生(あめさん)もそう言うてるで。」H
「家か…、明日起きたらまた現実が待ってるんか…」




というわけで…

フェリー 乗船〜♪


こら!

あんまりだらけてたら…





死刑!
(古すぎてわからんかな〜♪)


先ほども書いたけど、例年10月開催のこの旅なんですが、今年は11月開催。
だから季節が一月ずれ込んだ分、フェリーがメチャクチャ空いている!
いつもなら修学旅行の学生や団体客でごったかえすのに、往復の便ともに完全貸切り状態!
これは快適〜♪
今度から11月開催にします?
何より、島々の紅葉がメチャクチャきれいやったしね!(゜▽゜)b♪

そういうわけで午後10時半東予港出航!


そ・し・て…

午前6時10分大阪港入港。

横になってバタンキュ〜だったから気がついたら大阪におりました。
フェリーは楽チンだね〜♪
というか、やっぱ身体はかなり疲れていたんですね。

ん?
でも行きしなもバタンキュ〜だったし、
普段からバタンキュ〜やな…

寝つきが良すぎるだけか!
(=^^=)ゞ。
いつもなら排ガスだらけの車庫のなかで、
延々トラックが下りていくのを待たねばならないのですが、
今回はトラックも少なかったので、ほとんど待たずに下船できました。

この船から飛び出す感じ、
これがいいのですよ〜!
なんというか、トンネルに通じる気持ちよさ!
抜け出る先が分かっていても、
光りの中に飛び出すのは無条件で気持ちいい!
だって、


基本男の子は穴ぼこから飛び出るのが大好き!
無論私も…
(以下略!略!略〜!)
そういうわけで、無事大阪に帰ってきました!

今回は先生不在で、色々迷ったり、またトラブルもあったりしましたが、
終わってみりゃ、いつも通り、楽しい最高の旅でした。
これもひとえに、愉快で楽しい皆さんのおかげ!

さ、後は各自家まで安全運転でな〜!

そんで…

着替えて
仕事を頑張ろう〜!

そう、これから帰宅して、即仕事なんですよね〜。
(=^^=)ゞ




総走行距離 約240キロ、橋梁通行料金 往復合計 1020円(多分…)
思えば結構走ったね〜♪

さ、今からもう来年が楽しみや!





【来年へつづく】


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