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第5回火曜日ミーティング研修会♪ 

〜くれくれ行こら とびしま街道編〜

(2009,10,19〜21)


毎年恒例のこの研修会。

今年はちょいと足を延ばしてみることにしました。

出発はいつものように月曜深夜、大阪港からフェリーに乗り込みます。

「今回はちょっと少ないなぁ。」
「ほんま、それだけに直前のしょっち〜酸のトラブルが残念や!」

実は本来参加予定であったしょっち〜は、
本当、出発直前に車に追突されてしまい、急遽参加取りやめ!
幸い、身体の方はなんともなく元気だったのですが、
本当に今回のツーリングを楽しみにしていただけに可哀想…
そういうことで、

「しょっち〜さんの分も楽しむぞ!」
「おう!」
「おう!」
一夜明けた早朝の四国。

なんか、風がやたら強く寒くない?
おまけに雲も真っ黒だ〜!

こういうときは暖かい朝食をとりたいね。
そううわけで、いつものローソンへ。

残念ながら讃岐うどんの販売は中止しておりましたが、
かわりにこんなものが…
おわかり?
普通のおでんの中に讃岐うどんが入っているのです。
いわば、うどんがおでんダネ!

さすが、うどん王国四国!

結構美味しくて冷えた体が温まりました。
さて、その後は今治まで軽く走って、そこから再びフェリーで移動!

さてそこで、フェリーを待つ間、やることもないので何気にあちこち眺めていると…

ん?なんだこれ?!
自転車置き場のある一台に目が釘付け。

火災警報装置か何かのベルをハンドルに固定し、
走るとカンカン音が鳴るようになってます。
もしや、この港の消防団?


まさかね…(=^^=)ゞ
そうこうしてるとフェリーが到着!

チャッチャと乗り込み、甲板から景色を眺めます。
すると目の前にいつも走っている「しまなみ街道」が!

「あっ!あそこの浜は昨年遊んだ場所や!」

昨年遊んだ場所を、昨年は眺めていた産みの上から見るのはちょと不思議♪
進路を西に向け走っていくと、先程までの黒い雲が後方へ流れ、
そしてその隙間から太陽がきれいに射してき出しました。
よし、これで暖かくなるぞ!ヽ(^∀^)ノ


ちゅうか、なんか…

もう旅はお仕舞いって感じの写真やね。(=^^=)ゞ
フェリーを降りる頃には、きれいに晴れ渡り、
じっとしていると日焼けするくらいのよい天気!

とりあえず、上陸記念に一枚撮影しますか♪

このあとは、瀬戸内海の島々を橋伝いにのんびり走り本州まで!

時間の余裕もあるし、天気もいいし、何より本当にきれいな景色だから、
ゆっくりじっくり楽しみましょう!
ヽ(^∀^)ノ
というわけで…

「おおおお!きれいぞ〜!」

といっては止まり…
「うわぁ〜!すごいすごい♪」

といっては止まるの繰り返し♪

だから、時間の割に距離は伸びませんが、これこそがツーリング!

せっかくその土地に来たのならば、やっぱ、その土地土地を存分に楽しまねば!
「ほらこれ!

「おお〜!でっかいなぁ〜!」


ひろみちゃんが手にしてるものは、道路わきにたくさん落ちていたあるもの。
(答えは一番上の画像)

さすが秋ですね、嶋のあちこちにたくさんのものが実っておりました。

でもその中でもひときわ目立ったのが…
(・∀・)「みかん!」

上陸した島はどの島も、あちこちにみかん畑があり、

そのどれもがきれいな緑ときれいなオレンジ色に溢れておりました!


本当に、走っているとまるで壁紙のようにみかんがあるのですよ!
さて、一服終えたのでまた橋を渡って次の島に行きましょうか♪

そういいながら目の前の大きな白い橋まで行くと…

「きゃ〜!国境やぁ〜!」

丁度橋の真ん中が県境!

ここでしばらく飛んだり跳ねたりまたいだり!
愛媛広島間を何度も行き来して遊んでしまいました。

(=^^=)ゞ


というわけで、広島入りして勢いよく走り出したのですが…





こういうのを見つけたら止まらざるを得ないじゃない?

「うわっ!メチャ濃い!甘い!美味しい!」

道路沿いにある、みかん農家の倉庫の前を通りかかると、
丁度入り口に、「大島産のオレンジジュース!」

道々さんざん目にした美味しそうなみかん!
そして天気がよいので乾く唇!
これで止まらないのはおかしいよね〜♪


さすが農家!さすが絞りたて!
本当に美味しかった!

ついでに島のみかんの花からとった蜂蜜と、青いレモン!
そして
これも見つけて買いました。

まだ走り出して間もないのに、お土産たくさん買ってしまったぞ〜!
でもいつも後半でばたばたして買い忘れるから丁度いい♪
(幸い今回のバイクは荷物を積む堵頃たくさんあるからね♪)



というわけで、気持ちよさ気に泳ぐ小魚を見ながらまた一服♪



さて、この島の中の御手洗地区というところには、
古くからの町並みが綺麗に残っております。
そこでせっかくなので、バイクを置いてしばし散策。
 

おやおや、懐かしいシニアカー!

ん?

ナニアステッカーが貼ってあるぞ?

なになに…




(・∀・)「ここのお年寄りはもしかしてすごく飛ばすのか?!」



家と家の間はすごく細い路地。



昔の道のサイズは人が基本だからこれでも十分の広さだったのでしょうね。


ちなみに…






撮影風景♪

町の中ほどには大きな屋敷を改造した資料館がありました。
ですが、あいにくこの日は休館日。
すると、近所の方が通りかかり、
親切に開けてくださり中を案内してくださいました。

(*^人^*) 「ご親切にありがとうございました!」

そこで早速中を拝見♪

すると中にはたくさんの懐かしい民具や道具!
中には見た子もないようなものもたくさん!
 
ヽ(・∀・)ノ 「自動ハエ取り器!」

ぜんまい仕掛けで、扉が定期的に開閉し、
ハエを綴じ込み水につけて殺します。

資料で見たことはあったけど、実物を目にするのは初めてだ〜!

こういうモダンな道具があるってすごいな〜!

お話ではもともとこのお屋敷は、地元の庄屋さんの家だそうで、
なるほど、驚くほどに立派です。
村共有のお風呂もありました。

先程のハエ取り器といい、なんと衛生的な!

そして驚くなかれ!
なんとこれ、持ち運び可能なんですよ!
手前の部分が釜になっていて、
そこで火をくべてお湯を沸かして入れる。

今の時代でも売れそうな気がするんですがね♪
奥の展示室には細工の細かい金の髪飾りがや、
落雁(らくがん)や白線香(はくせんこ)に使うお菓子の型もありました。
どれも彫が丁寧でそれだけで芸出作品のようです。

ちなみに、これは焼き菓子の型。
形的にもみじまんじゅう?

まさかね…♪ (=^^=)ゞ


そしてしばらく進むと、日本が世界に誇る測量士、
伊能忠敬の地図が〜!

(・∀・)「なぜに伊能忠敬の地図が?!」
実は昔、彼はこのお宅に滞在し測量をしていたとか…
 
そういうことに驚きつつ色々拝見させていただくと、
ちょっと、どこか違和感が…

なんというか、その、妙に都っぽいのです。
普通こういう島の庄屋さんなら、網元であって、
おもな収入は漁業のはず。
でもそういう漁師のにおいがどこにも無く、
どちらかというと大阪の商家のような雰囲気。

そこで思い切って尋ねてみると…


「実はこの村は漁業ではなく、中継ぎ貿易で栄えたのです。」

とのこと。
なるほどそれでか〜!

で、さらにこの後面白いお話が…

実はこの島を栄えさせたのは江戸時代の北廻船(きたまえぶね)などによる海運貿易。
で、それらに絶大な影響力をもっていたのが、大阪の「鴻池家」。
そういうことで、実は大阪から遠く離れたこの島にも、大阪文化の影響が色濃く反映されているとのこと。
へ〜、面白いな〜。
そして、ここを出たらばあるところに行くように薦められました。
そのあるところとは神社。


そこで早速行ってみると…



ん?
これ、どこかで見たことがあるよな。
ほれ、大きさは違うけれども、この太鼓橋とか神殿とか!

ほら!
 
(・∀・)「大阪の住吉さんや!」
 
それもそのはず、この神社の名前は「住吉神社」。
先の鴻池家の命で、
本物の半分のサイズでここに建てられたそうです。
いや〜、おどろいた〜!


そんなこんなでタップリ散策を楽しんだ後、
再びバイクにまたがり出発!
後橋を二つ渡れば本州です。
景色はいったいどう変わるかな





後編へ続く

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