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第5回火曜日ミーティング研修会♪ 

〜くれくれ行こら 呉編〜

(2009,10,19〜21)




さて、フェリーで瀬戸内の島に渡り、橋を渡り歩いて着いた先は本州!

広島本土に上陸した後、迷うことなく進路を西に!

なぜなら向かったその先には…

「でっ!でっか〜!」(・∀・)

目の前には、生まれて初めてみる造船所。
しかも作られているのは、とても巨大なタンカー!
本当に何もかもでかい!
1つの部品をひっくり返すのも、めちゃくちゃ巨大なクレーンが二つがかり!
そうかと思うと、小さな胡麻みたいな人間がすごくまめにきちんと溶接をしている!

遠く離れたこの場所にまで、火花と鉄のこげる臭いが届きます。
で、もうちょっと見てみたいと覗き込もうとも思ったのですが、
実はこの撮影ポイント、めちゃくちゃ怖い場所にあるのですよ!
その場所とはここ!(左写真赤丸)
歩道橋の上なんですが、ここが怖い!

ちなみに、赤丸内は現地のご老人と話しこむあめさん。

え?
歩道橋なんて怖くないですか?
でもここ、普通じゃないのよ!
半端ないのよ!
(・∀・)「高低差がそらおそろしい!」

分かるかな?
この歩道橋のかかっている道路は、すぐ切り立った断崖の上にあるので、
橋の上からそちらの方向を覗くと、とんでもないほどの高低差があるのです!

特に、高所恐怖症でもない私でも、
背中に寒気が走り、下半身の中心部が痺れる気がしましたもの。
(高いとこ苦手のしょっち〜さん、来なくてよかったね〜。)

で、怖がる私とひろみちゃんを尻目に、
あめさんは、なにを端っこで延々話し込む込んでいたのかというと、
実はこの造船所では、かってあの有名な
「戦艦大和」が作られたのですよ!
そして、あめさんとお話されているご老人は、その当時を知っておられる方。

そういうわけだったのですよ。
近くには大和に関する碑もたくさんありました。

これは主砲の砲弾。
全長175cm!

トラック一台に、1つだけ、隠すように運搬したとか…
さて、大きな船の次は、とても小さな船に乗ってみる?
そう言われ向かった先は、とある船着場。

この小屋の背後には立派な橋が架かっておりますが、
通行する船舶の関係で、高さがべらぼうに高くなっているため、
人や自転車は渡れないのです。
そこでいいまでもこの渡し舟が住民の重要な交通機関として残っているのです。

そうか、ここをバイクで乗ってわたることができるねんな♪

そこで早速見てみると、料金は110円。
おお良心的!
そういうわけで先ずは歩いて様子を見に行くことに。

小屋をくぐると…

ん?このはしけ完全に浮いてるやん!

歩くだけで、上下左右に揺れるぞ!
バイクでこれ渡れるんか?
でもそういう心配はまだまだ甘かった!

や肝心の舟のつくところは完全な浮き桟橋!
しかもかなり狭い!
「ここをバイクで立ったまま保持できるのか?」
そう思っていると、脇を普通に舟が通過、そのとたん!
(・∀・)「うへ〜〜〜〜!」

桟橋の底が見えるほどに激しく揺れ、普通に立っているのもかなり困難!
無理!これ絶対無理!バイクでなんか無理すぎる!
(船に乗り移るのもどうすんのこれ?)

で、その旨を船着場のおばちゃんに言うと、
「そう?普通に乗ってるで。」とのこと。
_| ̄|○  「どうせボクへたれやもん…」
で、あざ笑うように舟は対岸へと去っていきました♪


さて、気を取り直しまして…

今度はちょっと変わった舟を見に行くとのこと。
なんでもこの近くにあって、
いつでも、勝手に乗ることができるとか。

いったいどんな船?

そう思いながら、数分は詩って無事到着!
ヽ(・∀・)ノ「あった〜!」

って

え?どこに?
目の前にはコンクリ製の防波堤しかないやん。
え?
あれ?
あれが船?
ええ!?戦時中に造られたコンクリート製の船?!

ではもうちょっと寄ってみましょう!

そこで近くまで行くと…

(・∀・)「なるほどこれはどう見ても舟だ!」

舳先は鉄で保護されているので今でもそのまま波を切って進みそう!

ヽ(^∀^)「では乗船しましょう!」

全体をこうして見ると、本当に舟ですね。
しかも底が平らだから、砂利とかの輸送船?

外海側はもともとの舟の壁を利用していますが、
港の方は削って階段になっていますね。
デッキ部分には、丸い跡がありました。
錨の鎖が通る穴だったそうです。

実はこの船、終戦直前、物資が乏しくなり、新造船の材料調達に悩んだ軍が、
比較的手に入りやすかったコンクリートを使用して造った船。
そのようとは、油を運ぶいわゆるタンカー!
(正式名称は「被曳航油槽船」)

そして終戦を迎え無用になったので、
港に防波堤を持たず台風などの被害で困っていたこの地元が、
払い下げを申し出て、そのままの形で防波堤として利用しているというわけだそうです。
だから名前もちゃんとあって、「第三(四?)武智丸」

実はこの近くの別の港にも、同様に後に席現存しているそうで、
そちらは「第一武智丸」と「第二武智丸」だそうです。

かなり乱暴な説明なので、ぜひとも詳しいお話を、
あめふらしさんのサイトにて、「武智丸」の記事をご参照ください。

できれば同じくあめさんのサイトの
「回天」の記事もぜひご一読くださいませ。

すごくまれなコンクリート製の舟が、こういう形でも現存し、
船としての役目を終えた後も、
ずっと人々の安全を守っていると思うと、なにやらすごく、
う〜ん…

(・∀・)「感動した!」


で、気がつけばそろそろ帰りのフェリーを気にしないといけない時刻。
そういうわけで、感動の波を押さえつつ、再びバイクで移動。



港町には赤レンガがよく似合う♪



レンガに見ほれていると、先導のあめさんがいきなりストップ!

ん・ここで建物見るのかな?

そう思っていると、バイクを止め海の方へ歩き出す?

ん?


とりあえず私達も後を追うと…

(・∀・)「せ・潜水艦!?」
ヽ(・∀・)ノ 「護衛船!」
こういうのは、単純明快・ストレートにカッコイイ!
男の
の血が騒ぎまくる!

潜水艦は丁度タイミングよく、帰館したところだったみたいで、
なかなからたくさんの隊員さんがテキパキととてもきれいに出てきて整列!
その見事さに見惚れるも、よくよくその方たちの顔を見ると…

(・∀・)「なんと幼い!」

ついつい、我が家の娘や、過去の自分と比べてしまいました。
(*^人^*) 「任務ご苦労様であります!」

その後陸に上がった鯨、いや潜水艦と記念撮影いたしました。(↑ね♪)
夕陽を見ると、やっぱ少し物悲しい。

「はい、そろそろおしまいですよ〜。」

そう言われているような気がします。
呉からは、フェリーを乗り継ぐだけなので、
明日の朝大阪につくまでバイクはしばらく一休み。
今回も小さな身体でよく走ってくれました。
(*^人^*) 「ご苦労さん&ありがとう!」


と、この最後の最後のフェリー登場の際にあわやのピンチ!
この時期の火曜日なんて、まず空いているのと、
当日の行程により乗るかどうか分からないので、
事前に予約をしていなかったのです。
そしてキップを3枚申し込むと…

(・∀・)「えっ!空きが丁度3台しかなかったの!?」

しょっち〜さんが直前でキャンセルになったから全員搭乗できたものの、
もしそうでなかったら、誰かが置いてきぼり…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

幸か不幸か…

何にせよしょっち〜さんのおかげで
われわれは無事フェリーに乗ることができました♪


明け方は無性に腹が減る!



で、そういうときのカップヌードルはやたら美味い!

丁度この陽は、「オリオン流星群」が見れるとかでしたが、
デッキの上野照明は予想以上に強力で、
空を見上げても星がなかなか見えませんでした。
ま、後80年生きたらまた見る機会もあるさね♪
というわけで、翌朝♪

ヽ(・∀・)ノ 「ただいま〜!」

今回もトラブルなく、全員無事楽しい思いで戻ってくることができました。
さ、今から家に戻って、仕事だぁ〜!

皆さん遅刻しないようにね〜!

てなわけで、今回の研修も学ぶことが多く大成功!

来年もまた行くぞ〜!

ヽ(^∀^)ノ

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