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 第124回火曜日ミーティング
なんでやねん!
 〜伊勢〜

(190910)

この夏の間は暑くて暑くて、とてもバイクに乗ってツーリングに行ける気分ではなかったので、
7月8月はツーリングをお休みし、みんなで飲みに行ったりしておりました。
そこで、9月ですよ!秋ですよ!
満を持してツーリング再開ですよ!

そんなおり、今回はかいせいさん率いる和歌山地チームとの合流ツーリングのご提案があり、
それならばと、まるまるそのプランにおんぶに抱っこのでのっかりました。

てなわけで、ルートも何も考えることなく、まずは待ち合わせの名阪国道針テラスへ。



平日だというのに結構なバイクの数なんで少々驚き。
まあ、かくいう私たちも平日の昼間に集まっているわけだから、
はた目には同じような感じでみられているんだろうね。

で、遅い朝ごはんを食べつつt待っていると、次第に皆さん集合されたので、
そろそろ出発!

さて、そういうわけで本日のリーダーはかいせいさんです。



「わははは!」
「僕に任せてください!」


あれ?
タダーz(右)今日会欠席違うかったん?なんでおるん?

いやね、集合場所が地元だから顔出しに来たんですよ!
ほうほうなるほど…

というわけで走り出し、名阪国道を快調に走ったのち、中瀬のインターを出て国道163へ出ました。
で、この後はこの通称伊賀街道で東へ向かい中瀬バイパス、南勢バイパスます経由で伊勢に向かいます。

ですが…


あれ?なにかあったんか?

しばらく走ったかと思うと、いきなり端によって停車。
そして先頭で何やらごにょごにょ。
ルートの確認? でもこの先は一本道でしょう?
で不思議に思って眺めていると、やがてすぐ走り出しtのですが、
なんと先頭がタダーzに交代!

う〜ん、彼には前科がありすぎるので嫌な予感しかせん!
(地元なのに道をガンガン間違ったり、前後無視しで突っ走って行方不明になったり…。)

すると案の定、小さな交差点で国道を右折。
その後気持ちのいい景色の中を流しながらしばし快走していたのですが、
途中目に入った看板に、「名張14Km」の表示が!
おかしい…
すでに通り過ぎたその場所は走行距離から考えて、3〜40キロ以上は離れていなければならないはず。
というか、逆に近づいていないか?
そんなわけで、頭の中に「?」を浮かべながら走っていると、
やがて小さな交差点に出て、そこを右折したらば、


あれ?ここって青山高原の手前の道やないの?

そう!東へ向かっているつもりが、気が付けば大きく西へ逆戻り!
なんでやねん??

で、なぜなのかとタダーzに問うと。
あっけらかんと、
「あの道の方が、面白いでしょう?」

いや、まあ、たしかにそうやけど、伊勢での待ち合わせの時間があるからって言っていたでしょう?
てなわけで、伊勢で待つパルケさんい送れるゆえ待ち合わせ時間を遅らせていただくよう連絡を入れ、
その後のルートも、このまま伊勢自動車道に乗り伊勢に向かうことに変更となりました。

ともあれ、焦っても仕方がないのでまずはここで一服。


しかし、暑いね〜!

山中だから少しはましとはいうものの、日差しはもう真夏のそれ!
盆明けに少しあった秋の空気はどこ行った?
でもまあ、考えようによっては今回伊勢でよかった。
いつもの年なら原チャで白浜に向かっていたはずだから、そうなればかなり危険が危なかったよね。
てなわけで、木陰で少しクールダウンできたのでいざ出発!

あれ?タダーzは来ぇへんのん?

「僕ははなちゃん(愛犬)を美容院に迎えに行かねばなりませんから!」

というわけでここで彼にサヨナラバイバイをして、私たちはいざ東へ!
次回はちゃんと一緒に走ろうな〜!ヽ(^∀^)ノ

しかしほんまに暑い!
いったいなんやねんこれ!

てなわけで、


給油にかこつけ、スタンドでお水をもらい頭からかぶってリフレッシュ!


みんなも水分補給しよし〜!


了解〜!


てなわけで、我慢我慢の一般道を走り抜け、やっとこさ高速道路に乗り入れてほっとひとごこち。
ああ、これでエンジンも少しは冷えてくれるよな。

そう、今回は高速道路などを走るので、私はいつもの原チャではなく久々のハーレ。
で、こいつのエンジンというのが1340ccというふざけた排気量でおまけに空冷。
ですので、走行風をあまり受けない一般道では、エンジンがほとんど冷えないので、
股の間に燃え盛る火鉢を抱いて動いているようなもの。
だから乗り手はもちろんエンジン自体にも熱による負担が大きいのです。

そんなわけで、やっとこさ高速に乗れたこの時は本当に生き返った気分がしましたね♪


てなわけで、快調に走ること数十分で伊勢に到着!

その後は、ものの数分で伊勢神宮だ!


到着〜!

で、バイクを置いたら急いで待ち合わせの鳥居まで走ります。


パルケさんお待たせしてすんません〜!

伊勢が地元のパルケさんとは、もう20年近いお付き合い。
とはいえ、ここ10年ほどなんだかんだで入退院を繰り返しておられたので、
こういう集まりに参加されるのはかなりお久しぶり。
ですがこうして久しぶりにお会いすると、むしろ以前よりお元気そうなんで少しびっくり!
しかも今回は、愛車のサベージ(通称佐兵衛次)を10年びりに復活させてとの気合の入り様!
そんなわけで、愛するなり先頭に立たれて道案内。



「平日でもすごい観光客でしょう?」

たしかに、明らかに以前よりにぎわっており、
しかも観光客の姿を見ると、そのほとんどは若いカップル、グループ、つがいの夫婦!
昔は伊勢といえば年配の姿が目立ったもんなのに、ずいぶん様変わりしたもんだ!
そしてまた車のナンバーとか見ていると、と多く関東からもお越しのよう。
これもひとえに伊勢神宮の霊験なのでしょうね。
で、そしてまた忘れてならないのが、参道のお店の数々!
訪れるたびに様変わりしており、業種もその都度工夫が凝らされている。
まさに進化し続けているという言葉がぴったり。
その最たるものはやはりおかげ横丁でしょうね。

てなわけで、我々もまずはそこでお昼ご飯を食べて一服。



冷たいそばに熱い鴨出しがおいしい!

このお店も10年前はおにぎりと豚汁お茶漬けをメインにしていたのに、
今はこうしたおそばと、とろろを前面に押し出しており、若いお客層や外国人観光客に受けておりました。
う〜ん、商売うまいな〜!

で、その後はいつもなら横町を中心に通りをぶらぶら散策するのですが、
この日はなんせ暑かった!
ですので冷房を求め喫茶店に飛びこみそこに腰を据えたのです。



あ〜、エアコンは生活必需品だよ〜!

で、ここでのんびりだらだら過ごしていたら、気が付きゃソそろそろ帰る時間!
私らはいいとして、和歌山組は、結構距離あるものね〜。

てなわけで、日差しで焼けたメットをあちちちといいながら被り、
おなじく焼けたシートにアツアツアツ!といいながらまたがっていざ出発しようとしたらば…


「なんでやね〜ん!」


去年買ったばかりというかいせいさんの靴の靴底がベロ〜ン!

これは愉快だと笑っておりましたが、このままではバイクに乗れないというので、
タイラップとビニールテープで応急処置。


これで何とかOK?

そういうわけで、一応ここにて現地解散。
皆さん今日はどうも疲れ様でした〜!


和歌山チーム かいせいさん・番長さん・西さん・かとちゃんさん・?さん
火曜日チーム パルケさん・よっち〜さん・ぽにょさん・
陶さん
・(ちょいとタダーz)

さて…



その後給油し高速に乗ろうとしたその時の話なんですが、
私としょっち〜との間でこういうやり取りがありました。

「この道を直進しても高速に乗れるみたいですね。」 しょっち〜
「でもわしはUターンしてきた道から乗りますわ。」 私

で、その後私は銭湯で道をUターンしたのですが、後続がそのまま反対車線を直進したので、
なるほど、:あっち側から高速に乗るのかと、そう思いそのまま高速へ向かいました。
でも実は、彼らはUターンし損ねていただけで、
そのいくつか先の交差点でUターンして追いかけてきたとのこと。

ですがそうとは知らない私はそのまま一人高速に乗り走り出したのですが、
数キロ走ったあたりでハーレの不調に気づいたのです。

「あれ?エンジンが失火する?!」

最初の症状は回転を落とした時のアフターファイヤ(パンパン音)だったので、
はキャブの不調か、廃棄漏れかとも思いましたが、その後走りながら確認すると、
エンジン回転を3000以下っで巡行しようとすると、失火し始めるというる症状!

これは恐らく天下系の電気部品の異常。
コイル?いや、おそらくはモジュール。
体験的にこういう時は一度エンジンを止めると、次はほぼ始動できなくなるので、
このままの状態でだましだまし進むしかない!

そんなわけで、まずは伊勢道を脱出せねば!
こんな車も少なく、店も何もない山の中で止まってしまったらどうしようもない!
だからかなり神経を使いながらどうにかこうにか伊勢道出口の料金所へ。
正直ここで回転を落としてアイドリングできるかどうか不安でしたが、そこは何とかクリア!
ですが、そこから走り出すときにはやはり失火し始めるので、
アクセルをかなりあおりつつ名阪国道へ!
この道も、何もない山中を通る道。
でも交通量が激しいので、万が一途中で止まりそのまま夜になれば、文字通り命が危ない!

てなわけでがんばれがんばれと祈るような気持ちでアクセルを開け続け、
いくつかの山を越えつつなんとか西名阪自動車道に。
やれやれ、ここまでくれば最悪電車で帰れるな、とそう思いつつも、
やはりできればこのまま家まで帰りたい!

で、その気持ちが通じたのか、最後の料金所も無事通過!


よう頑張ってくれてるぞ〜!

よし!ここまでくればあとはもうほんの数キロ。
出口を下りればもう地元だ!


なのに…

出口を抜け、石川を越えたあたりでいきなりタコメーターの針がストンと落ちる!

そう、完全失火のエンジン停止!



なんでこうなるね〜ん!

とりあえず惰性で走り側道にバイクを止めて、



文字通りの立ち往生

さてどうします?

一応プラグを抜いて火花を確認するけれど、案の定全く火は飛ばない。
少し冷えればましかとも思ったけれども、ぼ〜っと待つのも芸がない。
仕方がないので、まずは保険屋さんとバイク屋さんに電話を入れ、
ジャケット脱いで、メットも脱いで…

さあ、押すか!

幸いにも止まった場所が石川を超え藤井寺の出口の手前なので、この先大きな登りはない。
車重300キロを超えるとはいえ、それなら一人でもなんとか押せる!
なんせ、以前一晩かけて10数キロ押したことあるから。
徹夜でハーレを押しました 前編 ・後編
これがもし藤井寺の出口より向こうだったら、大和川手前で大きなアップダウンがあるので、
さすがに一人で押して昇のは無理!

そういうわけで押し始めたのですが、さすがに登りではなくとも押すのは重い!
ですので、亀のようにノロノロと押してはゼェゼェゼェと息を上げ、たまらず一服してはまた押すという繰り返し。
そうして6〜700mほど進んでいくと目の前に「出口まで500m」との看板が♪
やれ嬉しやあともう少し!
そう思いひーひーって頑張っていると、真横を見慣れた黄色いバイクが!

あ!しょっち〜!

ここでよもやの再会です。

そんなわけで、相変わらず押すのは一人ではあるものの、
彼がハザートランプをつけて周囲に注意を呼び掛けてくれるので一安心。
その後どうにかこうにか出口を出て、近くにあった古本屋さんの駐車場に逃げ込むことができました。


やれやれこれで一安心

で、しょっち〜が冷たいお茶を買ってきてくれたので、
それを一気飲みしてまず息返って、生き返る♪

で、その後も各所の連絡と引き上げの手配などなんやかんやで、
一通りけりがついた頃にはすでに暗くなってしまっていたのですが、
その間もしょっち〜は一緒にいて話し相手になってくれておりました。
いやありがたい、こういうトラブルの時、一人でないというのは本当に心強いもんね。


しょっち〜ほんまありがとうね!


で、その後は近所の店でご飯を食べたり、古本屋さんで本を立ち読みしたり。
そすして時間をつぶしていたら56君が店を閉めて迎えに来てくれました。

てなわけで、二人でよいしょとハーレを押しあげ…


ドナドナ〜♪


あ〜、なんかこの景色見慣れたな〜。
一番最近やとこれか…

でもまあ、今回に関しては「なんでこうなるんねん。」ではなく
「あ〜、ここでよかった〜。」と、そう思えました。

だって、伊勢道や名阪国道なんかで止まっていたら、もほんと、その日のうちに帰れたかどうか!
というか、真剣に命が危ない!
だから、まあ、今回はついていたなと…
そんでもって、よく頑張ってくれたよなと、28年目のハーレーさんに感謝しつつ、
代車に乗ってデデ〜っと家に帰りました。


しかし、まぁほんま。
めちゃくちゃ疲れたで〜!
気づけばTシャツにしみ込んだ汗が乾いて白い塩になって浮いてたわ!
こんなことジムの運動でもそうそうないから、
もう今日はジム休んで家でゆっくりわんこといっしょに寝てようかな〜♪


(=^^=)ゞ

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