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第81回火曜日ミーティング♪

さっすがタダZ〜!
〜コケコッコッコ共和国  三重県多気町〜

 
(2013,10,28/29)



寒ぅ〜〜〜!


数日前は汗ばむほどに蒸し暑かったのに、
前日の雨が降ってからは一気に気温が下がりだし、
翌日はなんと冬本番!

そんな中、昨日はバイクでツーリングに行ってまいりました!

幸い朝は良い天気で喜んでいたのですが、走るほどに寒い!
走れば寒い!
止まっても寒い!
なにをしても寒い〜〜〜!

それもそのはず、途中の表示板によるとこの日の気温はなんと6度!

そりゃあ、吐く息も白くなるわな…

でも、まだまだ気持は秋だったのに、もう耐寒ツーリングかぁ?!


というわけで、まずは集合場所の名阪国道「針テラス」にて、暖かいコーヒーで一服。



寒さにもめげず今回も大小取り混ぜ合計7台♪


で、私は大小(ハーレとカブ)どちらで行くか悩んだ末に大きい方でやって来ました。

「でも、ちっちゃい方で来ればよかった…、というか、もう帰る!


と、いきなり心折れてしまっているそのわけは?

涙の青切符…(詳しくは最後)


で、そんな私の心を反映してか、先ほどまでの青空もいつの間にか厚い雲におおわれだし、
これから向かう方向には大きな大きな鉛色の雲が…

で、「いやや〜、もう帰る〜!」と私が駄々をこねていると…


ぶぼぼぼぼぼ〜!



「おまたせ〜!」

今回の主役、幹事のタダジーさん(以下タダZ〜)が到着されました。

というわけで、一番最後に来た彼を休憩させるのも悔しいので即出発!

ヽ(^∀^)ノ

あれ?
このお二人さんは行かないの?

実はしのやんは、風邪ひきで結構つらそう。
で、O村さんは参加するつもりでハーレにまたがるも、あいにくのバッテリー上がり!
なのに、しのやんはバイクで、O村さんはわざわざ車でここまで見送りに来てくださったのでした!
おふたりさん、ありがとうございます。


(*^人^*)



そういうわけで、ここから先は一般道を東へ東へとひた走ります。
ですが土地勘がないうえに、いったいどこに行くのかも正しく把握していない私は、
いまどこをどう向かって走っているのかチンプンカンプン!

ですので、先頭を走るタダZ〜の後をひたすら追う!

お?こんな狭い道に入るの?
へ〜、まるっきり住宅街やん、
というか団地の敷地ちゃうん?
へ〜、こういう裏道を知っているってさっすがタダジ〜!

あれ?
また曲がって…
また曲がると…

あれれ?
これさっきの道やん?!


もしかして、あの団地へは間違って侵入した?
地元民なのに?
そういや以前もそういうことがあったな…
あの時も確か地元で先頭を走り、目の前の大きな看板の矢印を無視して進んでいった。


いやいや、そんなことあるはずない!
きっと彼なりに深い考えがあったんだ!
そう、あのまま直進したら道路上に大きな穴が開いていたとか…


とか思いながら走っていると…

ん?
今度はタダZ〜の前に車が…
で、それを追い越して…
びゅ〜んと一人で…
そうそう、
全く道を知らんワシらを置いてね、
一人でね…
気持よくね…

行くんかぁ〜い!


なるほど…

いつまでも先頭に頼っていてはいけないと。
自分の道は自分で切り開けと。
さもなくば、
追いかけてきて、そして追い越せと。
つまりはそういう意味なのですね!

さすがタダZ〜!


ですが、幸い道は分かりやすいので、無事合流。
そんな感じで70キロほど走っていたら体が芯まで冷えてきました。

そういうわけで、ちょっと一服!


幸い集合地から見たような鉛色の雲は無くなっていましたが、
それでもこのように広くぼこぼこした雲が広がり、気温はまたったく上がっていく様子はありません。


ここでタダZーに相談。

「こっから目的地まであとどれくらい?」わし
「え〜っと、今ちょうど半分くらいです。」
「じゃあ後まだ70キロか…、この感じやと、ちょっときついな…」わし
「じゃ、次の道の駅で止まって考えますか?」
「そやね。」わし


というわけで記念写真を撮って、さあ出発!




で、その後ほんのちょっと、10キロほど走った道の駅で…

「え〜っとあと残り10キロくらいですね。」
「へ?さっきの地点で半分って言うてなかった??」わしら全員
「そうです、さっきのところからここまで10キロ」
え????? わしら全員
まさか、90の半分って70になるん??

「どうします、戻ります?」
「いや、たった10キロなら行くでしょう?」わしら全員

どうもタダZ〜の脳内では特別な計算方法があるようです。

さすがタダZ〜!

さらに小排気量でパワー不足のため登り坂がきついしょっち〜が
「この先高低差はあるの?」
とたずねると…

「この先は丁字路だけです!」

とやけに自信満々!

「いや、だから、道の分岐の仕方でなく、アップダウンの有無をきいてんねんけど…」

「丁字路を右です!それだけ!」

その勢いに負けてしょっち〜は再度質問することができませんでした。

さすがタダz〜!


というわけで、再び走りだしたわけですが…

あれ?結構分岐が多いやん?
丁字路だけって言ってなかった?
ふ〜ん、この十字路を直進か。
あれ?ふみさんが右にウインカー出してタダz〜の横に並んで何か言ってる。
ああ、これは「ここを右折」って言ってるよな…
でもタダZ〜は否定してないか、あれ。
で、ふみさんのゼスチャーを見ると…
「そっちでも行けるかもしれんけど、こっちの方がすぐや」と…
あ、タダZ〜も右折のウインカー点けよった!
なるほど、ここを右折か…
というか、丁字路は?

とまあ、こういうやり取りを想像し、後ほど確認したらば、まさにドンピシャでございました!


というわけで…

無事目的地のコケッコッコ共和国に到着!
HP http://kokekokko.jp/



幸い天気も良くなり、暖かい日差しで気持ちいい〜!

ここで輪投げをしたり…



高所恐怖症を克服すべく、吊り橋の特訓に励んだり…



とか馬鹿なことをしている時間などは無く、



まずはお昼ご飯だぁ〜〜!





こちらでは新鮮で美味しい鶏肉を使った焼肉を食べることができます。
(ごはん味噌汁つきランチで480円からなのですごくお得!)



こうしてみそだれをからめた鶏の網焼きは、こちらでは「鶏焼肉」と言うそうです。
実はここはあの松阪牛で有名な松坂市に近く、、
あちらでは焼肉といえば、松阪牛の焼き肉よりも、この鶏焼肉の方がにポピュラーな食べ方だそうです。
(私はあっさり鶏肉を塩コショウでいただきましたが、
この食べ方だと普通に肉をみそだれで食べた方が脂のコクがあって美味いと思います。)


私はここで取れた生みたて卵も頼み玉子ごはんにしましたが、
おかげで、焼き肉いらずで玉子ごはんだけでごはんを終えることとなりました。
う〜ん、失敗!失敗!


こうして鶏をあぶって食べていたら、いつの間にか冷え切っていた身体も温まり、
そしてお腹も膨れ眠たくなってまいりました。
だから表で一服しようと出てみると…



「いらっしゃいませ〜♪」


なんと、noriさんが遅れて現地参加!


そこでみんなでアフタヌーンティーだったり珈琲だったり。

BGMはタダZ〜の歌うコケッコッコ共和国の歌
なんでもこの日のためにYoutubeで聞き込んでいたら、その歌が頭から離れなくなったそうな。
で、今度は我々の頭の中にその歌を刷り込もうという魂胆なのか?!

う!
いかん、確かにこの歌は頭に入り込む!

ケッコ♪結構♪コケッコ〜〜♪

タダZ〜 恐ろしい子…


そういうわけで、ゆっくりだべったり、お土産を買いこんだり…

そうそうこういうものも食べました!

とてもおいしいと評判のシュークリーム!
(卵の風味を生かすため、生クリームは不使用とのこと)

私は珍しさに惹かれ、白身(卵白)のクリームを♪

お〜っと、シューの奥で怪しく光る白身ならぬ
このタダz〜の白目が怖いぞ!


そんな感じで、暖かい日差しの下のんびり時間を過ごしておりましたが、
そろそろ帰りの時間が迫ってきました。
するとnoriさんが、

「ここに来る途中雨に降られたよ。」

でも、西の空はすごく明るいし、むしろ西日がまぶしいほどだし、
まあ大丈夫でしょう、と走りだしたところ…


あれ?
あの山まるっぽ雲に覆われてないかい?
あれ?
左半分は太陽出てるのに、なんでわしらが向かう右半分真っ暗なん?
あれ?
トンネル越えたら太陽無くなった?
あれれ?
なんかヘルメットのシールドが見難いのですが?
あれれれ?
なんか地面が濡れてるんですけど?
しかもどんどん冷えてきてない?
で、確かこの先は、一番いやらしい狭くて曲がりくねった道でない?
あ〜〜れ〜〜?

認めたくない。
認めたくなかった。
でも、どう考えてもこの状況は…

雨降り!

でもまだ体が濡れるほどじゃない!
濡れているのはシールドと、路面だけだ〜!
って、それが一番いやなんや〜!
でも山をひとつ越えれば、トンネルを抜ければ!
きっとそこは晴れのはず!
ほ〜ら、トンネル来た!
な、こうしてトンネルをくぐって抜けるとな…

あ〜、もっと雨やった〜!

。・゚゚(ノД`)


てな感じで、淡い期待を砕かれ続けて走るこそしばし。
世の中のすべてを呪いながら走ることしばし!
そして最後には、修行僧のような無我の境地になって走ることに!
そういう時って、自然と体が一定のリズムを刻むんですよね。
で、気づくと私もあるリズムで。
そして驚くことに、そのリズムとは…

ケッコ けっこう♪ コケッコ〜♪

そう、あの「コケッコッコ共和国の歌」が鳴り響いていたのです〜!

まさか彼はここまで読んでいたのか?!

さすがタダZ〜!

そんなこんなで走っていると、
やがてシールドに止まる雨粒が小さく少なくなってきて、
いつの間にか路面も所々乾いてきておりました。

やった〜!雨を抜けたぞ〜!


そういうわけで、頑張った後にはちょっとだけご褒美。

今年最初で最高の紅葉〜♪
雨水をたたえた小川にかかる赤い橋との対比がまた見事でした。


でもね、この写真よ〜く見るとひとり足らないの。


そう、タダZ〜さんが写っておりません。


というのも、「ここで止まるよ〜!」という私の合図(クラクション)に気づかず、
彼はどんどん先に行っちゃったから。

午前中の件を反省し、すごく遅い車も追い越さず、
ひたすらゆっくり走ってくれていたのに…

タダZ〜!ごめんね!




でもその後すぐに合流できて、今度はそろって一服タイム。





「さっきの雨はいややったね〜。」
「ほんまほんま、でもこっから先は晴れてそうでよかった〜。」



そんなハーレ二台の会話を想像しながら振り返ると…

うっわぁ〜! 
いやな雲〜。


実は私は今回集合場所で段ボールを拾ってjこういう工作をしていたのです。

うっかり編み上げ式のブーツを履いてきてしまい、
そのヒモ部分から寒風が差し込み寒かったからこれでガードしたわけ。

おかげで予想外の雨にも役立ったから、これは今後冬の定番にしようか?

(=^^=)ゞ




そういうわけで、ここまで来たら、後はもう楽勝!

幹事のタダZ〜、今回は本当にお疲れさん、ありがとう!
あいにくの寒さと雨降りで、大変だったけど、
天気のいい日には、メチャyクチャ気持のいい走り応えのあるルートやね。
ええコース教えてくれてサンキュね!

さっすがタダZ〜!

さあ、みんなのんびり肩の力を抜いて走ろうぜ〜!


って言っていたのに…




解散場所の針テラスに戻ると…




ん?

なんでまたみんな空見てるん?




うっわぁ〜!
真っ暗…



結局最後まで肩の力を抜くことなく、緊張しながら家路につきました。

でも運よく誰も雨に合わなかったとのことなので一安心。
良かったよかった♪




【おまけの青切符話】



「出口から出たら一般道ですよ。」
「いや、出てからしばらくして、そこでここより一般道っていう看板あるやないか。」
「あの看板は国土交通省の設置したもので警察は関係ありません。」
「それはおかしいやろ?知っているなら話し合って撤去か移動させるべきやろ?」
「わかりました、では今回は速度は指導という形で…」
「お♪じゃ違反なし?」
「はい、速度については、しかし…」
「しかし?」
「右側車線をしばらく走ってましたね。」
「!」
「はい、通行帯違反♪」
「ぐぬぬぬ…」


皆さんは高速道路で追い越し車線を走る場合は、こまめに走行車線へ戻ってくださいね。


通行帯違反
追い越し目的以外で高速道路の追い越し車線を一定距離以上走ると違反になります。



【おまけのおまけ】

そうそう、このやり取りの後パトカーに乗り込んだ私は、
運転席と助手席の間から飛び出ている謎のチューブが気になって、
「これはなにのチューブですの?」
「ああ、これ?これはここの水抜き。」
「これ?」
見れば天井が大きくべこんと凹んでいる。

ああそうか!
覆面パトカーのパトライトの収納場所か!

ドラマなんかだと、窓を開けてライトを「よいしょっ!」と乗っけてるイメージだったけど、
考えりゃ、今は自動でライトが出て来るもんね。
だから当然雨の日だと水入り込みここにたまるよね。

でもそこまで自動なのに、排水は手導で、
しかも車内に水受けを置いておかねばならないというのがなんというか…

ちなみに、ドラマでよく見る屋根にぺたんと乗っけるタイプは、
刑事が張り込みなどに使うパトカーだけだそうです。



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