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 第112回火曜日ミーティング
おいしいもんめぐり♪
〜伊賀・名張〜
(2017.11.21)

 
気が付けば街にはクリスマスソングが流れ出て、気分はもはや年末気分。
だから今回のツーリングが恐らく本年の締めくくり。
ですが、今回の目的地は青山高原。
というのも、毎年秋に行ってるこの場所ですが、
先月雨で中止になったので、今月に延期になってしまったのです。

ですが、天気予報では当日は晴れこそすれ、
寒波襲来で年末年始の寒さになるとのこと。
なのに、目的地は吹きっさらしの高原か…
コリャ気合を入れていかんと風邪ひくな〜。

そういうわけで、朝からしっかり防寒着を着込んでいざ出発。
目的地までは高速道路と名阪国道を使うので、運転自体はいたって楽ちん。
しかしこのルートは山間部を駆け抜けていくので、
標高が高いうえ、朝はほとんど日陰になるので…

寒い!

時折現れる表示板によると気温は6度だそうですが、
6度ってこんなに寒かった?
昔元気な頃、真冬の早朝でも走り回っていたりして、
雪の積もる中もぶんぶん走っていたけれど、
あの時よりも寒い気がするのは、気のせいではなく、
体力が落ちてきているんでしょうかね?

そういうわけで、待ち合わせ場所の大内が、
ポカポカと良い感じの陽だまりだった時には本当にHotしました。
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あ〜、温い! お日様は偉大だな〜。

さて実のところ本来の集合場所は、ここより手前の「針」でしかも集合時間ももう少し遅め。
ですがなぜここに来たのかと言いますと、
ここまで来たらついでに見ておきたかったものがあったからなんですよ。
で、その話をしたら、「わたしも見たいです。」と個人教授さんが手を挙げられたので、
じゃあ、一緒に見てからみんなと合流しましょうかとなったわけ。

というわけで、見たかったものとは…

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これ!

伊賀鉄道の開業当時の大正11年からそのままの姿であり続ける「桑町跨線橋」。
今年で95年目というのにまだまだ現役な煉瓦造りの渋い橋!
橋の途中でくきっと曲がる変則的な形状のため、
煉瓦の積み方なども非常に珍しく凝ったものとなっております。
くわしいことは検索していただけるといろいろ情報が出るのでそちらにお任せしますが、
こういうものは、やはり実物を目で見て、そして触れてみてこそ!
ならばこそ、その凝った構造、質感、スケール感を堪能でき、そして圧倒されてしまうのです。

欄干の驚くほどの低さも相まって、のぞき込んだ時の高度感が半端ない!
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ひえ〜!玉ウラがヒュンとなる!
こりゃ、高所恐怖症のしょっち~さんは絶対覗けないね。

また当時ならではのこういう遊びのデザインもあっていい!
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欄干に十字にあいた窓から漏れる朝日は、まるで教会のクロスのよう!
(これも大正ロマン、いやむしろ大正モダンかな?)

そういうわけで喜々として見学しつつ、
隣地の方や通行人の方々ともいろいろお話をさせていただき大満足!
いや〜、美味しい思いをした♪


そういうわけで、喜んでほくほくしていたら、今回の幹事であるタダz−から次のような連絡が。

「今日はほんまに寒いんで。山には登らず、
まず暖かいとこでご飯を食べましょう。」


一応背中にストーブとカップ麺を積み、
寒風吹きすさぶ山頂で、お湯を沸かす気ではいたのですが、
この誘いには位置も似もなく大賛成!

じゃ、どこに行けばいい?

というわけで向かった先は…

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お!!ここはあの時来たお店

そう、お手頃価格で本場伊賀牛を炭火で堪能できる焼肉屋さん!

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まるでお刺身のようにきれいなお肉の数々!(ちなみにこれは1400円のランチ。)

というわけで…

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いっただきまぁ〜す!ヽ(^∀^)ノ

で、お腹も膨れ身体も温まった我々は、今後の予定を決めることになったのですが、
ここで、私がリクエスト。

「名張の街並みを散策したい!」

実はその周辺には江戸時代には大きな武家屋敷があり、それを中心とした街が栄えたため、
今でも当時の古い町並みが残っているのです。

それともう一つね…

実は、それだけではなく名張にはたくさんの和菓子店が残っており、
観光協会で、600円のクーポンを買うと、
それらのお店から自由に5軒選んで好きなお菓子&お茶をいただけるシステムがあるのですよ!
(詳しくはこちら(和菓子食べ歩きプラス」
これを以前新聞で読んでいたので、いつかは行ってみたいと思っていたのです。

そんなわけで、駅前でクーポンを買って、バイクは無料駐車場に止めたまま、
いざ、街中をぶらりぶらり♪

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本家と分家の争いが物悲しい、名張藤堂家屋敷跡
(話し好きのガイドさんがおられるので、色々くわしく聞けますよ。)

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城下町ではないけれど、ほぼそういう感じの街なので、
こんな感じに水路が張り巡らされており雰囲気が良い♪

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雨樋に家紋をあしらた家もちらほら。
なるほど、ここももとはお武家さんか…
(もしくは「変身忍者 嵐」の家?)

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今も現役の銭湯の看板。
時間があればぜひ寄りたかった!

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この牛乳箱も現役だろうか?

さてそういうわけでしばらく進むと、道の真ん中に大きな鳥居があります。
おそらくここが、本来街の中心地。
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そしてその鳥居のすぐそばに見えるのが「はなびし(花菱)」という酒屋さん。

こちらも前述のクーポン使用可能で、お酒かお菓子を選ぶことができます。
で、私たちはもちろんお菓子を選んだのですが…

実はこちら、中に入るととんでもない!
まるで博物館かと思うほどに、貴重な資料が山の様に!
女将さん曰く、「すべてうちの蔵からでてきたもの。」だそうですが、
その品々が、ものすごく価値があり、貴重であることは素人目にも一目瞭然。
だからすごいすごいと拝見していると、「よろしければ家の中も。」と!
こうなりゃ当然拝見させていただきたいと、厚かましくも上がらせていただき、
またまた様々なものを解説付きで拝見!
そのどれもが本当にすごいので驚いていると、それもそのはず。
実はここのお家は江戸時代から続く名家で、特に三代目さんの時には、
町全体を仕切る、今でいう、市長&警察署長&消防署長のような存在であったとか。
そりゃすごいはずだ!

ちなみにこちらがその3代目さんご夫婦の象。
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江戸時代には珍しい写実的な人物彫刻、いわゆる「生人形」
この像は、その中でも有名な安本亀八の手によるもので、
当時ほとんど作られなかった女性像ということもありかなり貴重だとか。

そんなわけで、数々のお宝と貴重な話は、
とてもここで紹介し切れないので、ぜひとも足を運んでご自分の目と耳で!

数々のお宝に圧倒され、息抜き代わりに中庭を拝見♪
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あ〜、素晴らしい〜♪

当時の家屋にかけられる税金は、家の間口幅で決定されたので、
入り口を小さくし、こうして中庭を大きく造ることがよくあったとか。


そんなわけで、ここでも私は大満足♪
美味しい思いでホクホクしていたのですが、
クーポンはまだ数枚あるので…

こんどは甘いものではなく、こういうもの♪
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コロッケ&ミートボールフライ

和菓子屋さんだけでなく、酒屋さん、肉屋さん、洋菓子屋さんも加盟店なんでうれしい♪

ちなみにこの時手にしたお菓子はこんな感じ。
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ここが出生地である江戸川乱歩にちなんだ「二銭銅貨(ミルクせんべい)」
タダz−お勧めの「名張まんじゅう」
はなびしさんでお酒の代わりの駄菓子。

そして先ほどのコロッケでクーポン4枚使用。

で、残り一枚は少し離れたお店なのでバイクで移動。
道が少々ややこしいように思えたのですが、
そこはそれ地元民のタダz−の先導で、
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「屁の河童ですわ!」


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というわけで、最後にゲットしたしたのはマカロン。
これををほおばりながら夕暮れの景色を眺めます。

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走行距離は知れてるのに、十分満足できたな〜。
満腹♪満腹♪

そんなわけで、走りを期待した方々は少々不完全燃焼だったかもわかりませんが、
わたしは美味しい思い出とても満足!

来年以降もこんな感じのツーリング主体にしちゃおうかな?
(=^^=)ゞ

ともあれみなさんお疲れ様でした!
また次回(来年?)に!

おっと、その前に忘年会だね!


*今回の参加者*
タダz− かいせいさん 個人教授さん わし


* おまけ *

さてさて、帰り道も行きに負けず劣らず寒い寒い!
だけど泣きごと言わず走れたのはこのおかげ!
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ハンドルカバー&グリップヒーター

やっぱ、冬場はこの装備ですね!

ヽ(^∀^)ノ


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