215
第113回火曜日ミーティング
ぽかぽか?ヒヤヒヤ?
〜南河内グリーンロード〜
(2018.01.16)
さてさて、今更あけましておめでとうでもないですが、
先日はめでたく新年初のツーリング。
前日まで強烈な寒波がやってきていてどうなることかと思いましたが、
当日は一気に気温も緩み、ちょいとした春の陽気。
実は今回のコースは、路面の凍結などのことも考慮して、
気温が低くともおおよそ走れそうなコースにしていたのだけど、
こういうことならそんなに気を使わなくともよかったかな?
(=^^=)ゞ
とはいえ、当初参加を予定していたしょっち〜が風邪で倒れたりと、
まだまだ冬本番!
気を引き締めてまいりましょう!
今回は久々にこの小さなゴリラ。
大人なら軽くまたいで行けそうなほどに、小さく低いバイクですが、
先週の休日に乗って遊んだらその楽しさを再認識しちゃったから、
この日もこれで山ん中をブイブイ走り回るのをワクワクしながら待ち焦がれていたんです。
そんなわけで、機嫌良くゴリラにまたがり、
ただでさえ猫背の背中を丸くして走っていると、そのまるまった背中に日が当りポカポカ♪
いや〜本当に暖かいな〜、とか思っていたら、あっという間に到着!
集合場所はいつもの通り「道の駅かなん」。
で、見渡せばすでに、ぽにょさん、個人教授さん、ひらりんさんが到着済み。
へ〜!
この企画を言い出したんが1週間前なのに、みなさんお越しになってくれたんだ♪
というわけで、まずは新年のあいさつを済ませ、
コーヒー片手世間話などをしつつしばし日向ぼっこ。
コーヒーも残りわずかになりましたので、そろそろ出発♪
いざ山の中へ!ヽ(^∀^)ノ
とはいうものの、やはり山の中は寒い!
しかも、路面はと言うとつい先ほどまで凍っていたのであろうというような感じで、
真っ黒でびちゃびちゃに濡れている。
こういう道は、わたしのような小さなバイクはいいけれど、
ハーレに乗ってるぽにょさんは大変だろうなと思いつつも、
そんな考えとは裏腹に、ものすごく細い道や超ヘアピン急坂コーナーを通過して(させて)、
まずは最初の目的地に到着。
どう?見事な棚田でしょう?
無論今の時期は稲刈りも終わり見栄えはいまいちですが、
やはり、このスケール感と美しさは大したもので、
それを認められ、日本の棚田百選にも選ばれているようです。
そのおかげか、周辺もきれいに整備され、棚田を展望できる休憩所やおトイレまでできておりました。
(詳しくは、地元千早赤阪村のHPで。)
というわけで、この景色を眺めつつ…
はやくもコーヒータイム!
今回は荷物の積めない小さなゴリラということもあり、
ストーブ関係は最小限のセット。
一番コンパクトな、エスビットに、コーヒーはふもとの自販機で購入したものを温め直すという方式。
それでも十分美味い!
(ちなみに燃料は学生時代に買ったものの残りなんで、ゆうに40年以上経過のビンテージ!)
というわけで、絶景&コーヒーで満足できたので、次は走りで欲望を満たします♪
とはいえ、道は相変わらずの雪解け水でぐちゅぐちゅ。
おまけにコーナーには落ち葉が積もり、ちょいと乗り上げると、ズズっとお尻が滑り出す。
そんな感じなんで慎重に進んでいくと、やがて目の前にトンネルが…
この先は明るいぞ!
というわけで、トンネルをくぐり光の国へ飛び出すと、
よい感じじゃないの〜!
というわけで、うっぷんを晴らすかのように、アクセルを上げブイブイ走ります!
ぶい!
ぶい!
ぶ〜い!
こんな感じでここから先は気持ちよく走りに酔いしれていたので、
短いこのグリーンロードだと、あっという間に終点までついてしまいました。
(だからこの間の写真はない!)
あっという間でしたね〜!
さて、ではここから先どうしよう?
実は、当初ものすごく寒くなるだろうと予測していたんで、
ここを走り終えたら即ラーメンでも食べて温泉に向かおうと思っていたのですが、
この暖かさだとそれももったいない。
そんなわけで、この後は少し離れたダム湖を目指しもう少し走ることとしました。
というのも、そこはアマゴ(ヤマメ)の養殖をしているので、
美味しい焼き魚定食を食べることができるのですよ!
(チェーン店のラーメンより絶対いいでしょ?)
というわけで…
ダム湖到着〜♪
日当たりの良い湖畔道路は本当に暖かく、走っていても最高に気持ちが良い!
だから正面はもちろん
後姿もニコニコ顔なのであります。
そんなわけで非常に機嫌よく走っていたのですが、
ちょいと山陰に差し掛かると…
げげ!雪やん!?
やはり山はあなどれない!
というか、お日様の力ってすげ〜なと改めて感じたりしておりました。
てなわけで目的地の食堂に到着すると、
山肌や屋根の上にはまだ白い雪が残っておりました。
そして食道に入るなり大きな声で、
「おばちゃ〜ん!アマゴ定食!」
と注文するも、
「ごめ〜ん、あれはもうやってないねん。」
えええ〜?!(・∀・)
きけば、5年ほど前から夏場川の水温が上がりだしたため、
養殖がうまくいかなくなったとのこと。
そうか〜、もうあれは食べることができないのか…
う〜ん残念だ。
そんなわけで、アマゴに思いをはせながらこういうものをいただきました。
(*^人^*) あったまった〜♪
さて、こんな感じでお腹の中から暖まったので、とどめに温泉でもうひと温めしようと思ったのですが…
どうせ温めるならもう少し冷ました方が良くないか?
そう思ったので、いきなり暖かな湖畔道路から離れ、
再度冷たく雪の残る山の中へみんなを誘導。
というのもここにはこれがあるのです。
知る人ぞ知る怖〜いトンネル。
じつは私がまだ学生だった1980年代後半。
ここはまだ舗装されておらず、夜間の照明もないようなトンネルでした。
おまけに出口付近で90度に曲がっているため見通しが悪く、よく事故がありました。
そこへ学生時代の私が友人らと軽自動車に乗り込み、
真夜中にこのトンネルの先にある採石場にある首の取れたお地蔵さま、
通称「首なし地蔵」をで肝試しをした後、ここを通過したのです。
するとちょうどトンネル内のコーナーあたりでいきなりエンジン停止。
「なんや?なんや?!」
と声の上がる中、
「いや、なんか急にとまってん…」
幸いライトは点灯していたものの、
「これ消したらメチャ怖いんちゃう?」
とあるものがライトを消したもんだから、
「なにすんねん、危ないやろうが〜!」
と大騒ぎ!
幸いその後エンジンは無事かかり、ライトもオンにしたものの、
私たちの熱気でフロントガラスが曇り前が見えない。
だからタオルで拭こうと手を伸ばした時のこと、
「あれ?これなんや?」
みればフロントガラス上部に下向きの小さな子供の手形が。
だから私はそれをふき取りつつ…
「お前最近親せきのことか乗せた?」
「いや?うち団地やから、駐車している時子供が登っていたずらしたん違うか?」
「そっか、屋根に乗って下向きに手を伸ばせばこうなるか…」
するとその時誰かが、
「それやったら、なんで内側にあってん?」
そう、確かに手形は内側にあったんですよね…
*実は数年前コンビニで見かけた、心霊スポット的な雑誌に、
まるまる同じ内容のことが書かれていてびっくりしました!
無論、その本に書いてある心霊スポットの場所はこのトンネル。
私があちこちで話したもんだから、それで広まったのか?
だったら、この手の話って、こうして出来上がるのかな?
それとも…
同じような体験をしている人があちこちいるのか?
(=^^=)ゞ
(似たような体験談→「怪談話」)
そんなわけで、以上のお話をさせてもらったのち、
一台一台バイクで通り抜け、
通過し終えたらホーンを鳴らすというあんばいでプチ肝試しをいたしました。
ホ〜ン♪
あれ?
最後に通過したのは個人教授さんのはずなのに…
ホーンがひと鳴り響いたぞ?!
(・∀・)「ひええええ〜!」
てな感じで寄り道し、回り道したのち湖に戻ります。
みなさん、振り回してゴメンね〜!
「いいよ〜。(どうせいつものことやし)」
というわけで、甘えついでに、この通り道にある私んちのお墓にも寄り道させていただき、
じいちゃん&ばあちゃんのお墓参りもさせていただきました。
んでもって、やっとその後は温泉に。
(*^人^*)
さて、山を下りるとそこはもうなんだか春!
だから温泉でも、露天風呂で足湯しながらだらだら過ごせ、
それでいて身体は芯までポッカポカ!
おかげで帰り道もポッカポカのまま走れました。
(途中パトカーに止められた時はヒヤッとしましたが… (=^^=)ゞ)
こんな感じで、今年のミーティング&ツーリングはちょい遅め、ぬる〜い感じで始まりました。
今回来られた皆さんも、来られなかったみなさんも、
今年もまたよろしくね!
*おまけ*
帰り道のこと。
やや!
前方にかっこいいスポーツカー発見!
追いかけまわしてやるぜ〜!
というわけで、ぴたりと追跡!
背後にまわり、横にまわり…
で、
「そのバイク小さいのによく走るね〜!」
「でしょ〜♪」
というわけで、実はこの車の方はドリーム仲間のKさん。
帰り道56君のお店に寄ったら、ちょうど遊びに来られていたんで、
帰り道一緒に走ったのです。
なんか、得した気分になれました。
やっぱ、エスはかっちょええな〜♪
次へ
戻る
トップへ