こいの片道切符
福山〜大阪
（2014,11,20）
とまあそういうわけで、福山で楽しく懐かしい車でお腹いっぱいになったわけですが、
時刻はお昼前になっており、現実的な意味でもお腹を満たしたい！
そういうわけでいつものように尾道に戻りラーメンでも食べて帰りのﾌｪﾘｰﾉ時間までゆっくり過ごす？
いえいえ、せかっくだから…
ということで、さらにどんどん東に進み岡山県に突入！
そして、テレビで有名になった「シャコ丼の店」の看板を目印に、
その店を越えた辺りで小さな漁港に侵入。
そして到着！
この先のカブトガニ博物館を調べていて偶然見つけたラーメン屋さん。
「笠岡ラーメン」というご当地ラーメンで地元の方々から大変愛されているお店だそうです。
そういうわけで、基本の並ラーメンに、チャーシュー、メンマのマシマシ♪
これで600円＋50円＋50円！ヽ(＾∀＾)ﾉ
魚介系のやや濃いめのスープにシッカリした細麺がよく合う！
なるいほど、こういう店が近所にあれば嬉しいよね〜♪
(＊＾人＾＊) 美味しかったです。
今度またみんなで来ますね！
山ちゃん
0865-60-0256
岡山県笠岡市笠岡236
さて、ここからどうすべ…
カブトガニの見学にはちょっと時間が足りないので、このまま東に向かうか。
え？
フェリーの時間ですか？
ああ、ここまで走ってきてしまえば、多分もう間に合わないじゃないですか？
え？
じゃあどうやって帰るのかって？
そりゃあなた、頑張って自走でしょ？
だって、もうすでに本州に入って、広島抜けて岡山でしょ？
だったら後は、岡山抜けて、兵庫を抜ければ、もうすぐそこは大阪だ〜！
ヽ(＾∀＾)ﾉ
実は、今回のツーリングに先立って、しょっち〜さんと飲みながら話をしていたときに。
「そらそうと、今回自走で帰りませんか？」
「え？！広島から大阪まで原チャで？無理でしょう？」
「いやいや、行けますって。距離だってほら…」
「ん？ あらほんと！これだけ走れば私のカブの慣らしも終れそう♪」
「フェリー代も半分で済むし。」
「そういや、最近守りに入って無茶なことしてへんしね♪」
「では決まりですね？」
「決まりですね♪」
とまあ、計画は決定していたのです！
だからお見送りの雨さんが、私たちがフェリーの切符を片道分しか買っていないのに気付き。
「モシカシタラ、アナナタチハ…」
そういうわけで東に向かってＧＯ！ＧＯ！
で、立ち寄るかどうか悩んだあげくスルーした倉敷辺りを過ぎた頃。
信号待ちをしていると！
「トントントン♪」
不意に肩を叩かれ、驚いて振り向いてみれば！
「油いりませんかぁ〜♪」
げげ！
こんなとこにまで来て油を売っているのは、懐かしの稲妻君！(以降稲ちゃん）
実は彼には前日今回の計画を打ち明けており、
「その覚悟があれば来るべし！」と言っておいたのです。
ですが仕事で都合がつかず断念。
しかし！
翌朝彼から一本のメールが。
「岡山まで迎えに行きます。」
で、すでに到着し、私らを発見し追いかけてきたのだとか！
(･∀･)「すご！さすが稲ちゃん！」
＊ちなみに、当然彼も原チャです。
というわけで、非常に濃い3人で、下道をだらだらと、いつまでも走り続ける濃い〜ツーリングになりました。
おっとその前にバイクに給油。
「ところで、稲ちゃんさっきのオイル(油）はなに？」
「ああ、ぼくのバイク油が漏れてるんで、継ぎ足し用なんです。」
「ははは！わしは前回オイル無しで走り続けてエンジン壊したからな〜。」
(＝＾＾＝)ゞ
原付きで広島〜大阪というと無茶なように聞こえますが、実際は距離にして300ちょっと。
その前に走る、四国と瀬戸内海を入れても400ちょっと。
おまけに、このルートの国道は、やたらバイパスなどの整備が行き届いておるので、
ほとんど信号無しのノンストップ！
原付きなのに、高速道路走行気分になってしまいなんだか不思議！
そんな感じで走っていたら。
「稲妻です。ここから先は元有料観光道路のブルーラインです。稲妻がお送りしました。」
山間部を駆け抜けるなんとも気持ちの良い道！
だから当然飛ばしたいところだろうに、
稲ちゃんは慣らしでスピードの出せない私につきあい、いつまでも60キロキープ。
(＊＾人＾＊) すまんの〜♪
で、気持よく走ったのでＳＡで一服。
私はここで朝方買い損ねたお土産用の蜂蜜を買いこみ、
稲ちゃんは豚丼をかきこむ！
そっか、お昼も食べずに追いかけてきてくれたんやね。
なんか、あんた、ええひとやぁ〜〜！
｡･ﾟﾟ(ﾉД‘)
その後は流れが速い大きなバイパスを避け、3桁国道をのんびり流しながら走ります。
で、久々の信号待ちで…
私はこうして写真を撮ったり、アメちゃんやガムを口に入れたりと大忙し！
なのに、すごくきれいな夕陽の海岸線はまったく撮影できず、
気がつけば兵庫県は相生市に。
「なんか、ここまで来たらもう帰ってきた気分やな♪」
と私が言うと、「え〜？そうですか〜？」×２であしらわれました。
で、
知ってるか？外人さんには「相生」のように母音が続く発音は苦手らしくて、
相生も「えぉうぃ」になるらしいで、なんか英語みたいやな〜♪
というも、これはきれいにスルーされました。
｡･ﾟﾟ(ﾉД‘)
で、ここまで来たらと…
私は時間も気にせず寄り道を提案！
で、このおかげで道に迷って、あっという間に辺りは真っ暗！
だからこの間の写真は一切なく。
「いつもいきなり来てごめんね〜！また寄るわ〜！」
と、1月に続き今回も明石の美天ちゃんのお家を襲撃していたのでした。
彼女のお家で暖かい紅茶を飲み元気を取り戻した私たちは、ますます元気！
「明石海峡大橋やぁ〜！もう、ほとんど帰ってきたぞ〜！」
思えば今回のツーリングは、出発してからの目的地がぐるっと回って自分の家だったので、
いわば、「家に帰るためのツーリング」だったのですよ。
それだけに、こうして見慣れた風景を目にすると、何やら感動！
でも、濃い面々がこうもそろうと、このまますんなりと帰るはずもなく…
「帰りにちょっと、そばでも食べに寄りません？」
「うどんもあるの？」
「もちろん。無口ですが、仕事の早い主人ですよ。」
「ほ〜〜。」
というわけで、稲ちゃんの行きつけの店に寄り道。
で、行きつけの店＆その主人が…
「これだぁ〜！」
あれまあ！これは懐かしい！
私らが学生の頃はよく合ったうどんとそばの自動販売機。
今ではもう会社もないのでメンテができず、ほとんどが処分されて亡くなっていっていると聞いていたのに！
聞けばここのオーナーの御主人が、自分でコツコツ修理をしつつ、長きにわたり維持されておられるそうな。
で、最近この自販機がテレビの取材を受けたとかで、
休日ともなると多くの人が並んでこれを食べて帰っているとか！
というわけで我らも早速♪
お金（230円）を入れて、お蕎麦を選び…
おお！懐かしのデジタル数字！
この微妙な揺らめきがタマラン！
で、このカウンターが００になると…
ほい！出来上がり♪
こぼさぬように注意して取り出して、
ほい！もう出来上がり！
食べる前に底にたまった濃縮スープをまんべんなくかき混ぜるのを忘れずに♬
ああ、普通に美味い！
温まる！
さすが稲ちゃん、行きつけのものさすがに濃い！
濃縮のだしのように濃すぎるぞ！
ちなみに、この横には…
これまた懐かしいカップヌードルの自販機も現役！
ガッツン！がっつん！自動で販売いたしております。
無論お湯も出るし、箸入れスプーン入れもついてます！
とまあ、最後までとても楽しかったツーリングも、さすがにこれでもうおしまい。
最後に、帰り道で見かけた大阪名物をいくつかご紹介♪
あ！西成警察や！
あ！アベノハルカスや！
あ！変な歩道橋や！
あ！変なおっさんらや！
というわけで、今回のツーリングも無事修了！
ルートは、大阪〜四国〜瀬戸内海〜広島〜岡山〜兵庫〜大阪。
走行距離は、大体400キロくらいでした〜！
今回もおもしろかった。
皆さん、お疲れ様＆ありがとさん♪
(＊＾人＾＊)
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