おもちゃ31

コールマン修理
(チェックバルブ交換)

てさて、先日の実験↓の結果不具合が見つかった我がバーナー。
http://hisuaki.blog31.fc2.com/blog-entry-2621.html

主な症状としては

➀ 燃焼させても火力が安定せず、赤い炎で煤をだし数分で消える。
➁ ポンプで加圧すると、ポンプから燃料が逆流し吹き出す。

これはつまり、ポンプから空気が漏れているため、タンク内の圧力が上がらず火力が落ち、
また無理に加圧すると、そこから燃料が噴出しているものと判断。
ですので、その空気の通り道を管理している「チェックバルブ」という部品に不都合があると判断。

しかしそれはかなり奥まったところにあり、しかも結構な力で締め付けられているので、
専用工具がないと、ネジをなめてしまい面倒なことになる恐れがあるとのこと。
ですので、その工具を注文し、しばらく大人しくしておりました。

で、先日待ちに待った部品と工具と交換用の新品部品が到着したのでさっそく作業開始!

手元の部品が問題のチェックバルブ。

この部品は、燃料タンクとポンプの間にあって、
ポンプからの空気は通し、タンクからの燃料は遮断する役目があるのです。
その構造はいたってシンプルで、内蔵された小さなボールが圧力で転がっては、
一方通行の流れを作り出しているのです。
(いわゆるワンウエイバルブ)

そこでさっそく分解すると…

「うわぁ〜!やっぱり!」

左が古い方、右が新品。
もう一目瞭然、やはりサビ(緑青)で中のボールが固着しており、
ワンウェイバルブの役目を果たしていないどころか、ただの穴になっておりました。
そりゃあ、圧力も漏れるし、燃料も逆流するわ!

そこでさっそくきれいに洗浄した後、新品を組み込み、ポンプにも油を塗って組戻し。

さ、燃料を入れて火をつけてみるか!

毎回のことながら、この実験はいつもどきどきします。

さて、と…

おおお〜♪
いきなりの快調な炎で、まるでおニューのよう♪

試しに、お湯を沸かしてみると、

うんうん、ジョッキ一杯分を2分ほどで沸騰させた!

これは嬉しい!

来週の休みに間に合ってよかったな〜♪
ヽ(^∀^)ノ



さて、問題のチェックバルブですが、消耗部品というには、シンプルで頑丈な作り。
そこで古い方もきれいに洗えば、予備として使えるかなと思い、
試しに、塩酸(サンポール)に10分ほど漬け込み、ブラシでよくこすり、
その後、しつこく水とパーツクリーナーで洗浄し、給油してみたらこんなにきれいになりました。

まるで新品!
これなら十分予備として使えるんでない?


また今後はこのようなことにならないように、定期的にチェックするほかに、
タンクの中には常にガソリンで満たしておき、部品にサビが浮かないようにすることにしました。

(=^^=)ゞ



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