おもちゃ30

RADIUS 42 
(ラデュウス 42)



 
最近バーナーの話をしておりましたが、
実は私は他にも古いバーナーを持っているのです。
しかも古さにかけてはダントツで1940〜50年代の代物。
それがこの「RADIUS 42」

(タンクに安全弁がないのでおそらくは40年代後半?)

見たところどこにも燃料キャップがないので、どこから燃料入れるんだろう?と思ったら、


実は底の凹んだ真ん中部分にこうしてあるのですよ。

なんでこんなややこしい場所に?
実はこれだと、底の形がじょうご状になっているので、
燃料を入れる際特に道具がなくともこぼさずに給油できるようにとの考えからだそうです。
なるほど賢いなあ〜!

でも私のはこのキャップのゴムが劣化しているため、
燃料を入れて据え置くと、じわじわ漏れてきてしまうのです。
給油口が上ならば、こういう時テープなどでごまかしがきくのですが、
底だけに常に燃料に触れているからそういう対策は結構シビア。
(ですので、ただいま耐ガソリンゴムでせっせとパッキンを制作中。)



実はこのRADIUS 42はバーナー本体と併せて、この変わった形のケースでも有名。

実は、ちょっと変わった半円形のケースには秘密がありまして、

こうしてあけると…

ほら!
ケースがそのままゴトク(五徳)になって、即調理可能!
(何気に風防も兼ねてます。)

でも、私はこれをほとんど使用していないのです。
というのも、これをこの形で使用すると、どうしてもケースの炎に近い部分の塗装が焼け落ちてしまうから。
(赤矢印周辺のあたり)

実際よく中古で売り出されているこれのケースは、
そののほとんどが焼けただれているのです。
しかし、幸いにも私のケースはサビこそあるものの焼け跡一切なし!

ということは…?

そう、未使用のデッドストックだったのです。
ですので、わざわざきれいな塗装を焦がすのが嫌なので、使用するのをためらっていたのです。
とはいえ、やっぱ道具ですから使わないと意味がないし、
実際バーナー単体では何度か使用しており、
その小ぶりなボディからは考えられないほど強力な火力は大変魅力!

そこで最近のバーナー熱のぶり返しも手伝って、
このケースに代わるものを何とかこしらえられないものかと考えておりました。

そこで目を付けたのがこれら!

廃油ポッド、お米の計量カップ、流しのゴミ捨て。(すべて100均にて購入。)

そしてハサミを片手にボチボチと…

ステンレス素材なので、切るのに多少苦労しましたが、
強い炎が直接当たる部分なのでそのほうが安心できますね。

ほんでもって、底に穴をあけてバーナーヘッドとタンクの間に挟み込み固定すれば…

でけた!

この形だと、ちょうど遮熱版の役目も果たすのではないかと期待!
(遮熱版とは、上部の熱が下部のガソリンタンクに過剰に行かないための板。)
なんせこいつは古いタイプで、前述のように過剰な圧力を逃がすための安全弁が備わっていないので、
保険の意味でもあればいいかなと…

というわけで、風防も兼ねるような形にしましたが、おかげで安定もよいようで、

ほら、お鍋代わりの廃油ポッドに水を600tほど入れても安定している!
(でも、ついでに銅版を切りだして風防も作ってみました。)

そして使用後は、バーナーから外して…

まずはコップ代わりの計量カップをかぶせて、
その上にゴトクをひっくり返して重ねると…


ほら!
こんなにコンパクト!
(およそジッポーライター2個くらいの高さです。)

で、丸めた風防とともに先ほどのポッドの中に、


そして、ポッド付属の濾し皿がちょうどこのような感じで小物入れに!

嬉しいことに、これも誂えたかのようにピッタリサイズ!
ライーターや予備の部品を入れることができる!

ま〜、ホント、何から何まで誂えたかのようにぴったり!
こういう時って本当に嬉しくてたまらなくなります。

ヽ(^∀^)ノ

で、ふたをして、叔母からもらったお気にいりの巾着に入れるとこんなにコンパクト。

この巾着がまた誂えたようにサイズがぴったり!

この小さな包みの中にこれだけ入っているとはだれも思うまいて♪

しかも、これ一つあれば、いつでもお茶を楽しめる!

コンパクト収納最高〜!
ヽ(^∀^)ノ

私はどうも昔から小さくてコンパクトにまとまっているものが大好きだから、
バイクも、ギターも、ギターケースも、アンプも気が付くと小さいものばかり集めてる!

しかしながら、こういうのは私だけではなく、古くは清少納言が「枕草子」のなかで、
「ちひさきものはみなうつくし」
と述べているように、日本人は昔から小さいものが大好き!

だから当然、日本人である私がこのように小さいものに心惹かれるのは自然の道理!

そういうわけで、当然、これもすご〜〜〜くお気に入り!
大切にいつまでも使いたいな。
だから、これもすご〜〜〜くお気に入り!

でも、なによりでこれは使ってなんぼの道具だし、
こうして気軽に持ち出せるのサイズなので、
今度時間ができたらこれ持って河原へ行こう!
(お湯も、一人分のコーヒーとラーメン分くらいは沸かせそう♪)




そういうわけで、一人非常に満足しながらこう思った。

「このケース、素性を隠して売りだしたら1000円くらいで売れるんではない?」

でも、中に入れるバーナーがすでに70年ほど昔のなので、必要な人がそんなにいるはずないか!

(=^^=)ゞ

 



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