くどいようですが、私は祖父母に育てられました。
そういうわけで、中学高校とお弁当を作ってくれていたのは祖母でした。
無論、食べ盛りの頃なのでおかずの方も揚げ物や焼き物と色々工夫してくれていました。
だけども、周りの友達のお弁当とはいつも一線を画しておりました。
それはなぜか?!
ずばり!
「弁当が茶色い!!」(゜▽゜)b
そうなんですよ、今も昔も、年寄りの作ってくれるおかずは茶色いのですよね〜♪
周りの友達のお弁当は、赤や黄色や緑でカラフルなのに、
私のお弁当は、メインは茶色。
他の色は梅干の赤と、やや茶味がかった黄色い玉子焼き。
では、それが嫌だったのかというと…
いえいえ、
全くそのようなことはありませんでした。
確かに、カラフルなお弁当はきれいで美味しそうでうらやましかったのですが、
すべてが祖母の手作りの茶色いお弁当は、気持ちがぎゅぎゅぎゅっとこもっているようで
とても大事に思っておりました。
そう、たとえは悪いのですが、
きれいな冷凍食品よりも、見た目の悪い手作りの方が嬉しいようなそんな感じ。
(けっして、友達のおかずが冷凍食品であったという意味ではありません。)
そういうわけで、私は茶色いおかずはどっちかというと好きですね。
大人になって、表で飲んだり食べたりする機会が多くなってくると。
「え〜っと、肉じゃがとなすの揚げ煮」
あれ?
茶色いおかずを注文してる!
でも、実は一緒に来ているものたちもそういうものを注文していたり…
「やっぱ、歳を取るとこういうもんが食べたくなるよな〜♪」
誰ともなくそう言っている。
いわゆる、おふくろの味かぁ〜?
でも実は、それらメジャーなおふくろの味よりももう一歩奥に、
あまり有名でないとしよりの味というものがあるのです。
(=^^=)ゞ
さて、今回お料理上手で有名なブロスさんからこういうものを頂きました。
う〜ん、まずほとんどの方は分からないでしょうね。
でも、私は一目見て分かりました。
「あ〜、これこそとしよりの味だ!」
実はこれ、たくわんを味付けし煮たものです。
なんとまあ、懐かしい…
最後に食べたのは小学生の頃。