食べ物♪136
名物カレー
〜自由軒〜
ここのカレーは有名すぎて、かえって敬遠されている方も多いのでは?
見た目がこうなので、よくドライカレーと間違われますが、
れっきとしたカレーライス、いや、ライスカレーです。
ルーとご飯をあらかじめまんべんなく混ぜ込んであるので、(大阪弁だと、まむしてあるよってに)
手元に来た時からすぐに食べれます。(猫舌にも安心?)
一口食べてみるとよく分かるのですが、
意外にも香辛料が効いていて、心地よい辛味に満ちています。
そして、お店の方のおすすめ通り、卵をつぶして、そこにウスターソースをたらして混ぜて食べると…
「美味いじゃないの!」(・∀・)
実は私は、月見の卵は潰さない派、牛丼には卵は入れない派。
ですので、当然ここでもそうしていましたが、
先日思うところあって、混ぜて食べて見て驚いた次第です。
ソースの酸味が卵で押さえられ、甘味が強調され、
同じく辛味も大人しくなるのですが、香りはそのまま。
そして驚いたのは、味が卵によってあやふやになることがないのです!
(実はそうなるのではないかというのが嫌で今まで試していなかったのです。)
それはきっと、ご飯の一粒一粒に綺麗にカレールーがコーティングされているから!
まろやかで香り高く、そして小切りにされた牛肉の歯ざわりがが素敵なアクセント♪
♪(((*^ω^*)))♪
あっという間に食べきってしまいます。
さて、この形態は今ではかなり異質に映るのでしょうが、
じつはこれ、今は亡き私の祖父のカレーの食べ方と同じなのです。
私が小さいとき、外出先で一緒にカレーを食べる時、
そう、当時はご飯とルーが別々に出てきていたので、
私はアラジンのランプのような形のルーの入れ物から、
大きなスプーンでルーをすくってご飯にかけて食べていたのですが、
祖父はどかっと全部を一度に掛け、ルーとご飯をまんべんなく混ぜてから食べていました。
よく、その食べ方の違いについて話をしながら食べていました。
(「ライスカレー」か、「カレーライス」かもよく言い合いました)
実は祖父は明治生まれ。
思えば、カレーが日本に定着し始めた頃はこうして食べるのが普通だったのかもしれませんね〜♪
ひょっとして、まぜご飯(かやくご飯)の感覚かな?
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