バイク&車など41

【C105復活計画 その10】
外装清掃、エンジン搭載・配線完了


そろそろ完成のめどが立ってきたので、
割れていたレッグシールドの補修屋外装の手入もぼちぼちと。

グルーガン(熱性接着剤)で補修後、穴をあけ針金で固定。
ついでにアーマーオールで磨きこんだから、艶も出てきれい♪

こちらはもうパズルのように細かなパーツに分かれていましたので、
取りあえず接着して、後ろからテープをあてがい、貼って固定しました。

そうそう、こういうプラ部品の清掃で今回一番役立ったのが、
水だけで汚れが落ちるメラミンスポンジ。
100均の台所用品においてあるあれです。
しみこんだような頑固な汚れも、湿らせたこのスポンジで根気よくこすれば、
嘘みたいにきれいになりました。


左が磨く前、右があと。

ただ、非常に細かく表面を削るので、
光沢のある素材にはむきませんからご注意を!


さて、長らくほうったらかしだったこれ!
ラージキャリア!
これを荷台に装着すれば一気に荷台が大きくなって、
たくさん物を積めるのです。
二人乗りしてもお尻が楽そう♪
ただ、見た目がごつくなるので装着するかどうかはただ今思案中。

ですが、どっちにしてもサビだけはきれいに落としておきましょう。

こでおなじみの電動工具で一気にサビ取り!
同じくこちらもサビ落とし!

サイレンサーが新しくなったので、
このサビサビのエキパイも何とかしようと思いました。
こびりついたさびは簡単に取り除けましたが、
表面を侵し内部まで入っているさびは無理でした。
でもかなりきれいになったでしょ?
さて、このエキパイにつなぐべく
中古で探していたサイレンサーですが、
いざ手元に届くと背面に「SGK」との刻印がありました。

これって調べてみたら、どうも純正品みたい…

ほかにも「AGK」という刻印のもある様子で、
それらは内部構造が微妙に異なっているらしく、
消音機を取り外した状態で排気口を覗いてみると、
「SGK」は向こう側が見てて、「AGK」は見えないとのこと。

なるほど、これは向こう側が見えた!

そこでもともと着いていたサイレンサーを見てみると、

う〜ん、刻印らしきものはどこにもないな…

覗いてみても真っ暗で何も見えないけれど、
これは構造的なものなのか、サビでどうにかなったのか分かりません。

(=^^=)ゞ
そうとなれば、なんかもったいなくなってきたので、
前回お蔵入りさせようとしていた
タイ製のリプロの再登場!

新品のディフェーザー(消音機)も手に入ったし、この部分だけおニューだ!
さて、ここでいきなりメッサーの登場です。

あれ?
およびでない?

いえいえ、ちゃんと関係あるんですよ〜。

というのも…
ほら、後部座席に105のエンジンが!

これから一生懸命働いてもらうので、
一度くらいは楽チンなドライブを味わってもらおうと思ったんです♪

な〜んてことはなく、実は…
レッグシールドを取り付ける穴のひとつに、
折れたボルトが噛み込んでいるので、それを外してもらいにやってきたのです。
多分、前の持ち主さんが固着したボルトを外そうとしたのか、
反対にねじ込みすぎてしまったのか、
とにかく力を掛けすぎてねじ切ってしまったのでしょうね。
(実はc100ではこのトラブル結構多いみたいです)

一応ドリルでもんでみて、緩めることは出来たものの、
引き抜くには逆タップか、専用工具が必要なので、
再びこうして56君のお店にやってきたというわけ。

で、ドリルで下穴をあけた後、専用工具をねじ込めば…

おお〜!出てきた出てきた!

あんなにきっちりはまり込んでいて、どうしようもないと思われたのに!
これちょっとした感動です。

この専用工具は、テーパーがかった荒めの逆ネジタップで、
通常の緩める方向へ回すと、穴に食い込み相手を引き上げる仕組みになってます。
これ欲しいな〜。

でも専用工具のお約束でとても高価!

ま、必要な時はここにきて使わせてもらうか。
(=^^=)ゞ
そういうわけで、エンジンを積み込もうとしたものの、
これが結構重くて、片手で支えながらではボルトが上手く差し込めない。
ならばとジャッキを使ってみたものの、バランスが悪くイマイチ。

こういうときは無理せずに人に頼るのが一番いい!
だから携帯片手に…

「もしもし、しのやん?いまどこにおるん?」

というわけで、無事エンジンを積み込むことが出来ました。
(しのやんサンキュ〜!(*^人^*) )
そこで、エンジン部分の配線も済ませ、バッテリーを搭載。

おお〜!
ウインカーもブレーキ灯もちゃんと光るし、
ホーンもちゃんと鳴ってくれる〜!

こんな時、こういう当たり前のことがメチャ嬉しいのですよ!
なんせ、考えれば、
この車体でこうして灯火類が作動したのを見るのは初めてだから。

ほんま、なんでもないことが幸せだっと思う〜♪

ヽ(^∀^)ノ


でもね、ニュートラルランプが点灯しないのよ…
何でだろ?
さて、先日点灯しなかったニュートラルランプ。
調べてみると、スイッチの先端の磨耗による接触不良が原因でした。
(この黒い部品の先っちょの胴色の部分。)

根元を削り奥行きを出し、それで磨耗部分を補う方法もありそうですが、
いやちょっと待て、クラッチだって現行の部品が使えたんだから、この部分も…
そこで裏庭の物置向かい、そこにゴロゴロ眠るジャンクエンジンを物色。
ちょうど使えそうなものがあったのでそこからスイッチを引き抜いて、
そして先ほどのスイッチと見比べてみると…
エンド部分の形状がやや異なるものの肝心の接点部分については、
「うん、これ寸法一緒じゃね?」
念のためノギスで測ると、ほぼ同寸。
これなら流用可能だろうと気合一発ねじ込むと…

お〜♪ちょうどちょうど♪
(黄色丸内が流用スイッチ。赤矢印は後ほど説明します。)

で、ガチャガタチャとニュートラルにしてからランプの方を見てみると

やった光った〜!ヽ(^∀^)ノ
やれやれこれで一安心。
今回も、50年来変わる必要なかったカブの先進性に驚きと感謝!
で、ほっと胸をなでおろしキーをオフにしてライトを消すと、
ん?
消すと…
って、消えへんやん!
電源が切れへんやん!
あれ?なんで??
もしかして配線ミス?
そこでメガネをかけて配電図とにらめっこ。
するとあることに気づきました。
「このスイッチって、マイナスを入り切りしてるんか!」
実は今の大多数のバイクや車は、キー操作でプラス電流を入り切りしています。
でも、古いバイクの中にはこのようにマイナスを入り切りしているタイプもあるのです。
なるほど、だから電源が切れへんのか!
というのも…
実は私はこのカブにアーシングを施していたんです。
アーシングとは、バッテリーのマイナス端子を直接コイルや発電機周辺に接続し、
スパークプラグの着火能力増大を図る手法で、
配線が貧弱で劣化した旧車などに特に効果的といわれております。
で、先ほどの写真に写っていた赤矢印のあれがこのアーシングの端子のひとつ。
つまり、このアーシングによりバッテリーから車体にマイナス電流が流れているんで、
スイッチの入り切りに関係なく電源が入りっぱなしになっちゃったというわけ。

なるほど…

で、原因は分かったものの、それじゃあこいつにはアーシングを施せないってことやね?
う〜ん、何かいい方法はないものか…

ま、とりあえず、ハイテンションコードにパチもんノロジー加工でもしておきました。


そういうわけで、一応エンジンと配線が完了したので、いよいよ次はエンジン始動!

おっと、その前に…
キャブレターとマフラーを装着せねば!
(=^^=)ゞ


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