バイク&車など38


【C105復活計画 その8】

足周りをスッキリ!(リア)前編
ブレーキ&ホイール周り

(12,07,28〜)




そういうわけで、これからしばらくは、リアの足回りの作業に入ります。


一気にばらす作業は毎度のことながら、単純に楽しい!


さらに荷台もサスも外しちゃえ!




お〜♪気持ちいいくらいスッキリしたね♪

さ、外した部品をきれいにしていこうか♪

おっと、その前にせねばならないのが、面倒なサビ落とし!
明るいうちにフェンダー裏を覗き込めば…


あ〜、分かっちゃいたけど恐ろしいほどのサビ汚れ!




しばらくはこのサビとの格闘であります。

そうとなれば、作業しやすいように…。

スイングアームも取っちゃえ!

ついでなんでこれも汚れを落として可動部はきれいにしよう。
なんてったって、車体の中で一番稼動している部分やもんね。
で、スイングアームの付け根を見てみると…

ふ〜ん、ゴムのブッシュが入ってるんか。
劣化してたら交換なんやけど、
これって、どうなん?
まだ行けそうな気がするねんけどな…

というか、それよりまだ部品があるかどうかやね。
こちらはホイル周りの外した部品。

掃除前。
同じくその裏側。
で、こちらは掃除完了後!

パーツもニコニコ顔になってる気がしません?

さて、普段ならとても大変なこの汚れ落とし、
でも今回はすごく楽に出来ました。

というのも…
実はこの掃除に今回大活躍だったのがこの道具!

私の作業を見て、きよさんが貸してくれました。
サビ取りの道具なんですが、なんとよく落ち、作業が早いことよ!

あまりの効率のよさに、
つい嬉しくなって朝ご飯も食べずにホイール磨きをしてました。

ほんま、これさえあればサビ落としなんか朝飯前ですね♪
(あ、朝食抜いたから、厳密には朝飯前ではないか…)
ちなみにこ〜んなごっついサビが…
ギュィ〜ンとひと舐めでこの通り!

なんなん?この速さ!

今までの苦労がすごく馬鹿らしくなりましたが、
これが文明の利器ってもんなんでしょうね。

今後はありがたくこの恩恵に♪
(*^人^*)

で、チャッチャと磨いてタイヤを交換♪
で、実はこの日一番てこずったのはこいつ!
見事にさび付いて全く動かなかったブレーキカム!
給油して、どつくこと数回でやっと取れました。

実はこういう部分こそが掃除の醍醐味!
汚れを落として磨くのが楽しみな部分。
きれいになってスムーズに動いた時の快感といったらもう…
(*´д`*)ハァハァ
やや変態チックですな♪

で、先ほどの秘密兵器で、ギャギャギャ〜ん!
後は穴の内部やカム軸を紙やすりで磨き、
グリスを塗って組み付ければ完成!

で、シュー側がそうなら、ドラムの方の汚れも相当なんだろうな。

で、開けてみると…
うおお〜!

これ、どこのガトーショコラ?
サビとシューのカスが積もり積もって、まるでチョコパウダー!?

ここは隙間が狭いのでてもちの秘密兵器(電気ドリル)にも誓えて、
ギャギャギャギャ〜!
それも入らない細かな部分は、初心に帰って、ブラシでガガガ!

後はオイルシールを外しベアリングをチェック。
うん、ここはまだまだいける!
だから古いグリスを洗い流して、新しいグリスを塗りこみましょう。
どう?

きれいになったでしょ?
さて、実は私はこの数日前に軽いぎっくり腰になり、
それが思いのほかしつこく、しばらくジムを休むほどのていらく。
そんな状態なんでカブいじりの方もしばらく休憩。
そう思っていたのですが…

今朝裏庭の古くなった物干し竿2本をゴミに出そうと、
表に持ち出し、電動工具にて切断していると、
「なんか、ついでやしな〜。」
そう思いつつ、ほうったらかしのスプロケとハブを取り出してきて、

お〜、ええ感じにサビとるの〜♪
こうなりゃ磨こう♪磨こう♪

次はリアハブの掃除。
で、スプロケ側のカラーを外すと…
「おやぁ〜?なんだこのスジは〜?」
嫌な予感がしてオイルシールを剥がしてみると、でるわでるわ!
砂に、小石に、なぜかヒモくず!
以前何か巻き込んだのだろうか?
で、オイルシールの固定スプリングもちょん切れているので、これは再使用不可。
ここの部品まだ出るかな〜?
欠品やったら探さなあかんな…
(ちなみに、外径35・内径23・厚み7であります)
オイルシールがこうだと、中のベアリングも心配だ。
古いグリスとゴミを丁寧に洗い流して、スムーズに動くか確認。
一応、きれいに動くようだけど、気持ちどこかが引っかかってる気がしてならない。
このままいくか?交換するか?

結局部品はもう廃版なので、
サイズの近いものを入手しそれでしのぐことにしました。
さてこの日は、真夏の暑い太陽も出てきてからだが温まってきたので、
腰の調子を気にしつつフレームを担いで表でサビ落とし!
今日は電動ドリルで細かい部分をやっつけるぞ!

の、つもりが…
あれ?
あれれ??
頼みの綱の電動ドリルが、スイッチ入れても動かない。
昨晩はちゃんと動いたのに?!

そういうわけで、本当なら今日で大方終わらせて、
サビ止め塗料を塗りたかったのですが、
仕方がないので、メインスタンドとブレーキペダルを取り外し、
サンダでさびを落としました。

お〜きれいになった♪
でもやはり細部のサビ落としには電動ドリルが便利なので、修理に挑みます。
考えりゃ、これもほぼ50年選手。
そりゃあ、調子悪くもなるわいな。

と言うか…

50年ほど経った壊れたバイクを、
50年ほど経った腰の壊れかけた私が、
50年ほど経った壊れた工具でいじっている…

う〜ん、なんというか…

こういうのも、「同類相憐れむ」というのだろうか?
(=^^=)ゞ
結局電線のハンダはがれと、カーボンブラシの断線が原因のようでした。
メーカーに問い合わせたところ、幸いまだブラシはあるって!
(やるな日立!)
ほっ…、ひと安心、これでまた付き合える♪
さて取り外したセンタースタンド。
実はこれ、引き抜くのがすごく大変でいた!
というのも、スタンドとシャフトが泥とサビでがっちがちに固着していたから。
だから当然シャフトの通る穴はこんな感じ。

サビサビサビ〜!

実はこれでもペーパーでずいぶん磨いた後なのです。
でも手ではどうしても効率が悪い。
そこで、ここは一番電動工具の出番!
とはいえ、こういう穴の中を磨く専用のブラシは、あるにはあるがややお高い!
わざわざこれだけのために買うのも嫌だから、
こういう風なもので代用してみました。

太目の木工用ドリル刃に、両面テープでペーパーを貼り付けぐるぐる巻き!
これを穴の寸法にあわせて、ギャギャーンとひと回しすれば…
ほら!結構きれいになった!
後はこれを何度か繰り返せばOK!

仕上げは、ハンガーで吊るして、塗りづらいところからプシュー!

しょっち〜さんのアドバイスのおかげできれいに塗れました♪

以前はまるでサビの塊だったから見違えたでしょ?
サビ止め後、グレーの塗料を吹いて完成!

ボディ色より明るくなっちゃったけど、これはこれでOK!

久々に装着し、

うむ、カブ大地に立つ!


さて、次はいよいよフレーム側だ。



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