スーパーカブ c105
【Ｃ１０５復活計画 その１】
ん？ギアが入らない？
とりあえずばらそう
（２０１２，０６、２６）
先日我が家にこれが来たのです。
ご存知ホンダスーパーカブの初期モデル。
おそらく1961年前後の製造だから、今年で50歳近くにはなっております。
ですので、各部がボロボロなので乗れるようにするにはちょっと手間がかかりそう。
間違い探し♪
そういうわけで、夕飯前にビールでも飲みながらバイクをばらそうと思ったわけです。
そういうわけで機嫌よくばらしていると…
「おっちゃん 何してるん？手伝おか？」
ご近所のお姉ちゃんとリコちゃんが散歩がてらに覗きに来ました。
忙しければ猫の手も犬の手でも借りたいけれど、今はまだそんなに忙しくないので大丈夫！
さて、バイクの方はシフトペダルが固くて動かないので、
クランクケースを開けて中の様子を見てみることに。
だから、とりあえずはレッグシールド、マフラー、ステップ、エンジンガードを取り外しました。
全てのナットが油と泥でこてこてだったので、緩めるのに苦労するかと思いきや！
予想外にどれも素直に緩んでくれました。
話には聞いていましたが、適切なトルクで締められてねじは早々固く締まりすぎたりしないそうです。
これもおそらく今まで一度も緩められることがなかったんでしょうね。
ということは、ずっとノントラブルで走っていたのかな？
だとしたらさすが世界のホンダ！
とはいえ、こうしてはずしてみると、エンジンや足周りの汚れのひどさが目立ちます。
特にエンジンは、まるで土から掘り起こしたみたいにびっちりと泥がこびりついており、
このままではエンジンを開けることも出来ません。
ですので、まずは地道にきれいに掃除をするところから始めますか。
そういうわけで、今後不定期で「Ｃ１０５復活計画」を連載していきますね。
ヽ(^∀^)ﾉ
それにしても予想はしてたけど、マフラーのさびがひどい！
サイレンサーの中からは、砕けたサビの粉が大量に出てきました。
さて、これどうやって修理しよう？
でも、OHVのカブエンジンといえば、リトルカブもそうなんで、
てっきり同じエンジンかと思っていたら、全く別ものだったのですね
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こちらがカブで…
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こちらがリトル。
【Ｃ１０５復活計画 その２】
（2012,06,28）
ここの所朝が涼しいので、犬の散歩を終えた後にガレージで作業をしております。
朝ごはん前なので、文字通り朝飯前？
しかし、作業の方はそんな風に朝飯前には進まなくて、
今朝は動かないシフトペダルの原因解明のためクランクケースを開けてみました。
なんせ古いエンジンなので、ネジ部分も固着していそうだし、
おまけにこの年式は六角ボルトではなく、プラスネジなので気をつけないとすぐに舐めてしまいそう。
そこで、ショックドライバーで苦戦すること数分。
幸いそんなにひどい固着ではなく、ねじはすんなり緩んでくれました。
この分だと中もそうひどい状態ではないのではないか？
そんな風に少し期待して開けてみると…
うわぁ…、クラッチサビサビやん！
オイルも固まってタールみたいにこってこてやん…
なるほど、エンジンオイルに浸っていない部分はどうしてもさびちゃうんですね。
もしかしてそれらがサビで固着してシフトの動きを妨げているのか？
そう思いながら、ガチャガチャいじると、さび付いてはいるものの動くことはまあ動く。
となると、このさらに奥まったところで何か問題がある？
というわけで、今度はさらにクラッチを取り除いて奥を調べねばならなくなりました。
しかし、そのためには専用工具が必要で、私はそれを持っていません。
そういうわけで、困ったときの56君！
彼のお店で工具を借りることとしました。
そうなると、今度はエンジン運ばねばならないので、
次の作業はエンジンを車体から下ろすこととなりました。
で、次はその準備。
こうなりゃ、ついでにあちこちばらしてきれいにしよう！
まずは、ペダル類をはずし、チェーンも撤去。
チェーンは予想外にきれいでした。
やはり、チェーンケースの効果は偉大だ！
（とはいえ、さびているのでこれは新品に交換予定。）
で、今日はここで時間切れ！
しばらくは、足周りの汚れ＆サビとの戦いになりそうだ。
【Ｃ１０５復活計画 その２】
（2012,07,02）
ここ数日雨続きだったので作業を中断しておりましたが、
その雨も昨晩には上がり、今朝はちょっと涼しい朝だったので久々にカブをいじりました。
とはいえ、本日の作業はこれだけ。
エンジンの取り外し〜！
見た目の汚れに反して、アッサリとボルトナットが緩んでくれたので作業がとても楽でした。
前回もねじがすんなり緩んでくれたから、泥とサビがひどいけど、
この車体は案外状態はいいのかもしれない。
とは言うものの、やはり汚れはひどく、
エンジンにこびりついた泥と油の凝り固まったもの。
足元のサビ！
だから次に待つ作業は、
これらを根気よくきれいにしていくという、私が一番苦手な作業になってしまった！
ホースとタワシでジャブジャブ水洗いできる部分はええんですが、
エンジン周りがメンドクサイな〜。
中に水や汚れが入っても困るし。
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