今年はいつもより早く入梅しました。
ですので、入梅前に早めに予定を入れていた日程も、
ふたを開ければ梅雨真っ只中!
さてどうしたものかと思っていると…
なんのことない!
運良く梅雨の合間の晴れ間に!
そういうわけで、意気揚々と集合場所である、名阪国道の道の駅「針テラス」に向かいました。
到着するとすでに多くの方が到着済み。 しかも、めったにない晴れ間だからか、平日だというのに結構な数のバイクが! この場所は、もともとは自動車専用道路(名阪国道)のSAだったので、 集まるバイクも大きなものが多いのです。 そんな中今回うちらの面々はそうぜい13台のうち、 イタ車4台、アメ車2台、国産5台の総勢13台! 中でも派手なイタ車が多いので、駐車場でも目立つのか、 他のライダーたちにもかなり注目されておりました。 そういや、前回はここでイタ飯を食ったな… どうもこの場所は、イタものが強いのか? |
|
さて、ここに集合した後は、名阪国道で20分ほど走れば目的地♪ そういうわけで、のんびりと辺りを眺めながらウオッチングしていると、 ここで今回の道案内地元民で伊賀者のタダジーさんが、 「時間もあることだし下道で行きませんか?」 なるほど… 実は、京都からのぽにょさんは、下道をつないでくるほうが近道なので、 今回は意表をついてニューエンジンのカブで登場! だからぽにょさんだけは名阪国道を走れないので別行動かと考えていたので、 どうせならみんな一緒に下道で行くほうがいいか! |
|
そういうわけで、みんなで仲良くいざ出発! タダジーが先導してくれた道は、 道沿いに水田と茶畑の広がるのどかな田園風景の中。 そこを気持ちいいワインディングとアップダウンでつなぎます。 自動車専用道路では味わえないこの気持ちよさ! これぞツーリング! さすがは地元!偉いぞタダジー!さすがは伊賀者! |
|
本当に気持ちのよい景色だったのですが、 気持ちよすぎてバイクを止める気にならなかったので画像はないのですが、 そんな中、無理くり止まって撮った一枚。 左の茶畑わかるかな? 途中超タイトで、くねくねで、水しぶきあふれるウエットな、 しかも対向車の来る恐怖の1車線の道をこわごわ通過しましたが、 のどかな気分を引き締める、ナイスなスパイスになりましたよ。 「なるほど、これもタダジーの粋なはからいなんやな…」 と、感心していたのに後で聞くと。 |
|
「いや〜、途中道間違えて林道に入り込んですみません。」 なんやと〜!そうやったんか〜!? さすが伊賀者してやられたわ〜! 泥水で汚れたわしのバイクをどうしてくれる〜! てなことは、まったく思いませんでしたよ。 はい、もう大人だからね〜。(=^^=)ゞ しかしその後は相変わらずののどかな道。 気持ちよく走っていると、やがて目的地に。 |
|
雰囲気のよい家屋が連なる小さな城下町。 ここは伊賀忍者でおなじみの伊賀上野であります。 |
|
というわけで、実は私たちが訪れたのはある研究所。 で、ここは私設研究所なのでバイクとは言えども駐車スペースの確保が難儀! そこでタダジーが事前に連絡を入れると、 その研究所の所長さんが、 ご自身の愛車を停めてスペースを確保してくださるとのこと。 しかも聞けば、その愛車とは、なんとイタ車とか! 伊賀者のイタ者? おお!こちらにもアグスタに、ドゥカティ、ビモータそしてベスパ! イタリアのバイクがたくさんあるではない! こりゃ気が合うかも? と、なんか嬉しくなりました。 |
|
そしてこれが秘密の研究所! いったいなにを研究しているのか・・? 普通に考えれば、やはり忍者の道具か忍法そのもの? |
|
むむ? 入り口に飾られたのは、昔懐かしい銭湯ジュースの数々?! これはいったい・・・? さて、中はいったいどうなっておるのだ? |
|
中には懐かしい手動式の自動販売機や、古いテレビなどなどなど! そして壁には思い切り懐かしいポスターや、なぞの信号が! (どうも信号ではなく、昔の電車のライトだそうです。) いよいよわからん! ここでいったい何を研究しているというのだぁ〜!? |
実はここは、懐かしいものをいろいろ展示している「昭和ハウス」。 で、その2号店で、お好み焼きなどが売りの「ソースもん研究所」。 そういうわけで、着席するとこのようなコテが配られました。 でも、おや? こんなコテははじめてみたぞ! もしやこれも忍者の道具?でもまるで… 昔給食で使っていた先割れスプーンではないの?! じゃ、これひとつでお好みもやきそばもOK? そういうわけでいろいろ研究されているメニューの中から私が選んだのは、 「ぴり辛の萌え焼きそば」 ぴり辛は意味わかるけど、「萌え」っていったい何…??? |
|
で、これが問題の「萌えやきそば」。 まあ、ハート型の目玉焼きが萌えと言えば萌えなのか・・? しかし、一口食べてみてわかりました。 見た目に反し、確かにスイシーでピリカラ! 「甘くなんかないんだから!」 なるほど、ツンデレだったのか♪ でも、萌えの本当の正体は食後に判明! (ちなみに、やっぱコテは使い物にならず普通に箸で食べました。) |
|
「萌え焼きそばの方、この中からお好きなのを一枚どうぞ。」 「???」 そういうわけでいわれるままに引いてみたら… お店の女性スタッフお手製の「けいおんカード」のおまけがあった! なるほど! これが萌えの正体か! ちょっと待て… ということは… 所長の愛車のイタ車とは、もしかしたら…! |
|
「痛車だったのか〜〜!」 (=^^=)ゞ「やられた!」 所長は気さくで面白く、粉もんもとてもおいしかったです。 ですが… 「ここって昭和ハウスやなしに、萌えハウスちゃいますん?」 「いえ、昭和ハウスのときは真面目にしてますから、今日は特別です。」 って! じゃ、わしらは「萌え」仲間と認識されたの? (ま、普通に描かれてるキャラわかったけど…(=^^=)ゞ) |
|
さて、食後はお店の向かいにあるこのいい感じのお店。 |
|
一歩中に入ると懐かしいディスプレイの飴ちゃんやおかき。 で、お店のと同じくいい感じのおばあちゃん。 実はここは昔ながらのお団子屋さん。 |
|
お〜!懐かしのクールミント! 子供の時はこれが辛くて食べれなかったんよ〜。 さ、ここでおやつを買い込んで、いざ出発だ! |
|
小さく古い町並みに13台のバイクのエンジンが一気にかかると、 やはりかなり目立ちます。 「なんだ?なんだ?」 通りに出てきて見に来る人も。 先ほどの研究所の所長さんもわざわざ表に出てきてお見送り♪ 「どうもご馳走様でした!」 大きなモザイクは大人の事情。 決して彼の存在が猥褻だからとか、そういう関係はありません。 (いや、弱冠は関係あるか…) |
さて、食後向かったその先は、
伊賀上野といえば忍者!忍者といえばお城!
そういうわけで上野城に向かったわけですが、
さて、バイクは駐車場においてそこからは軽くウオーキング。
ここでも、できる地元民のタダジーが先頭切って、
「お城へは裏道が近道なんです!」
「オ〜ケ〜!」
というわけで、一同タダジーの後を♪
しかし・・・
「よいさ、よいさ・・」
「タダジーほんまにこの道でええんか〜?」
「あれ?また間違えた?」
てなわけはなく、実はこういう風にキレイに整備されておりました。 先ほどは、タダジーに流れる伊賀者の血が騒ぎ出した結果の姿でした。 でも道は整備されていても、登りは登りなわけで、 バイクは得意な皆さんも、久々のトレッキングは少々装苦手そう。 |
|
で、ちょうど中ほどの休憩所で… 「わしにかまわず先に行ってくれ〜!」 イタ車を自在に操る棟梁も、この急坂にはギブアップ! 泣く泣く棟梁をそこに残しわれわれはお城を目指します! そこからちょっと登りきると… |
|
「到着〜!」 切り立った石垣の向こうには、今しがた走ってきたあの風景が♪ 高台に吹く風は心地よく、絶景を見下ろしながら、 今は無きイタ車乗りの棟梁を偲び、 イタリアにちなんだオヤツを♪ そのオヤツとは…? |
|
ああ!うまい団子だ! え?これのどこがイタリアかって? よく見てよ〜。 ほら!なんとも見事なトリコロール(国旗の三色)でしょ♪ そういうわけで、イタリアンらしく食後のシェスタ♪ ここで一服&ダベリング♪ ゆっくりすごし、再び走り出すべくバイクに向かいました。 すると途中で… |
|
やや!出たな伊賀もの! くのいち三人衆〜! え〜っと、じゃあ私は右の子でお願いします♪ φ(._*)☆\(-_-)「コスプレ風俗か!」 実は彼女達は観光客、ここではレンタルでこういう衣装があるそうな。 しかし、惜しい! 惜しい! もうちょっとでトリコロールだったのに! (ちなみに同じ三色でも、赤・白・青影は飛騨忍なので、伊賀にはいません。) |
|
と言うわけで、気を取り直しソフトクリームでトリコロール完成! あ!気が付きゃ全員イタ車オーナーやん。 ほんま、イタ車乗りは能天気ですね〜♪ さすがラテン! |
|
てなわけで、この日も一日楽しく遊んで、 お気楽に一日を過ごしました♪ 梅雨時でも楽しむ気になりゃなんとでもなるね〜。 うん、やっぱ、遊びの日はややこしいことを考えずに 能天気なラテン系で行きたいですね! |