おもちゃ16
続・懐中時計
前回の懐中時計が修理から上がってきました。
きたむら時計店の店主のお話では、
今回の故障の原因は、直接的にはゼンマイが切れてしまっていたこと。
しかし、時計の心臓部とも言うべき部品(テンプというらしいです)がかなり磨耗しているために、
正確な作動を期待はできないどのことでした。
されど、ゼンマイを巻くと…
「おおおおおお〜!動いた〜!」!(・∀・)
修理したのだから当然といえば当然なのですが、素直に感動!
いったい、この時計を祖父はいつごろまで使っていたのだろう?
少なくとも私にはその記憶がないのだから、
おそらくこの時計は半世紀近く動いていなかったのではないか?
それが今、「ちちちちちちち…」と小気味良い音でうごいている!
それだけでも十分満足!
でも、
やはり時計だから、その精度もちょっと気にかかる…
そこで携帯の表示にあわせて一日放置。
結果!
「おみごと!正確に合っていました!」!(・∀・)
いや〜、さすが〜!
只今すごく満足しております。
実は先日知り合いの方に、懐中時計の楽しみ方は見て、楽しむ以外にもあるのだと教えていただきました。
それは…
「音!」!(・∀・)
夜寝る時や、静かな時間にそっと耳元に置くと、
規則正しくて、それでいてどこか温かみのあるリズムが流れてきます。
その音は、同じ機械音でもクォーツのそれとは明らかに違います。
例えるならば、メトロノームの音と、ドラムスティクのカウントの音の違いのような、そんな感じ。
そして、その音に耳を傾けていると、
裏ブタをあけたときに見たあの光景、
小さな歯車と部品が一斉に動いているあの小宇宙のような光景が目に浮かんできます。
う〜ん♪(((*^ω^*)))♪
これはいいものですよ〜♪
【追記】
こういう時計は、数年ごとのオーバーホールが必要なんですって。
各稼動部の油切れが一番まずいので、そのつど、清掃給油をしないとどんどん狂って来るそうなんです。
でも、かといって少しも動かさないとやっぱそれはそれでいかれるそうです。
小さくともやはり機械。
バイクなんかと同じですね。
ね!(゜▽゜)b
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