おもちゃ7
ガソリンバーナー(オプチマス8R)
かれこれもう20数年以上使っています…
あるときは雪の山でラーメン作り、
またあるときは勉強机の上でコーヒーを沸かし、
またまたあるときは、林道の真中にバイクを止めお茶を沸かしたり…
ご存知の方も多いでしょうが、私は昔山岳部員でした。
ですので山行きの場合は自炊が当たり前、当然バーナーも必要になります。
仲間と行くときは、備品のバーナー(ホエーブス)を使用していましたが、
個人山行となるとどうしても自分専用のバーナーが欲しくなります。
そこで、アルバイトのお金を握り締め、確か9000円ほど(80年代初頭のころ)で購入しました。
数あるバーナーの中でこれを選んだのには理由があります。
まずコンパクト、パッキングしやすい形、そして単純ゆえ堅牢、
しかし本音は…
!(・∀・)「可愛かったのさ!」
丸みを帯びたその四角いフォルムは、当時のビッグマックを連想させ、
いつのまにか「お弁当箱」という愛称で呼ばれることとなりました。
そうそう、ここで、「これのどこがバーナー?」という方のために説明しましょう。
お弁当箱の上ぶたを開けると…
このように変身します。
真鍮製のガソリンタンクを引き出すと、上ぶたは風除けになり、
工具兼用のハンドルを差し込むとどこから見ても立派なバーナーになります。
着火も手間がかかりますし、火力は弱く、大きなお鍋も使えません。
しかしそこはそれ、
着火の手間は、儀式化した楽しいイントロダクション。
火力の弱さは、贅沢な時間を演出。
小さなお鍋は、まさに自分のためだけのモノという満足感に…
惚れた弱み、痘痕もえくぼ、蓼食う虫も…
大きさの割に「ボーボー」と大きな音を出すので、
ひとりぼっちの山の中でも寂しくありません。
そして、
その大きな音ゆえに、お湯が沸き火を消した瞬間に得られる静寂が、
これまた素晴らしいのです。
最近は簡便なガスバーナーが主流になり、
その機能ももはやガソリンバーナーを凌駕しているものもあります。
でも私はきっとこれからも、このバーナーを愛用しつづけると思います。
(バイクのガソリンも使えるしね!)
そうそう、普段ミーティングの時は実用性の高い「コールマン」を使用していますが。
ここ一番の、大切な人との語らいには、
この8Rが出動いたします。
追記
最近アウトドアのお店で燃料のホワイトガソリンが驚くほど高い値段(1リットル2千円)で売っていますが、
私はいつも、それをガソリンスタンドで購入しています。
!(・∀・)「1リットル200円前後ですよ!」
ただ問題が…
「一斗缶(18リットル)でしか売ってくれないの!」
ヤレヤレ ┐(´-`)┌ マイッタネ
そういうわけで、私はホワイトガソリンをたくさん持っているので、
欲しい人は言ってください。
!(・∀・)「あげちゃうよ!」
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