その日のお昼ごろ、タカさんがお店に遊びに来はった。

たいそう高価なお菓子をお土産に持ってきてくださった。

小一時間ほど世間話をした後、

タカさんがおもむろにこう切り出した。

「ひすさん、今晩暇ありますか？」

「え？なんでですか？」

「実はちょっと相談したいことがあるんです。」

「はぁ…」

「では夜９時過ぎにガレージにお伺いします。」

そういって、タカさんは帰りはりました。

相談…

何だろう？

込み入った話だろうか？

お金の話だろうか？

女がらみだと苦手だな…

タカさんはどうして私に相談なんかするんだろ？

あてにされているのだろうか？

なんかかっこええこと言わなアカンのやろか？

色々想像しながら悶々と過ごしました。

やがて約束の時間になりました。

出かけに奥さんがこう言いました。

「もし難しかったら助けてあげるから携帯もって行き。」

「はい。」

そういうわけで、珍しく携帯を携帯してガレージに向かいます。

自転車で橋を渡りガレージを見ると、すでにバイクの影が、

おや・・・・？

？？？

なんか多いぞ？？

え・・？！

何でみんなおるん！？？

みれば、タカさんのほかに、しのやん、しょっち〜、はやしくん、いなずまくん、