食べ物♪127
鰻まむし (うなぎ)
〜住吉区 いづもや〜
久々に、美味しいうなぎを食べたくなって出かけました。
住吉さんのすぐ近く、路面電車に面したお店です。
もう、ず〜っと昔から鰻一筋って感じでいいでしょ?
ガラガラガラ…
引き戸を開けると、こんな感じ。
電球の暖かい光の中に、カウンターとテーブル席があります。
昭和の香りがプンプン漂っているので、じいさんばあさんっこだった私には溶け込むように落ち着きます。
そして、席に着くと濃い目のほうじ茶が出てきます。
まずは一服♪(=^0^=)
さてと…
壁に目をやると、お品書きがこの通り。
600円、800円、1000円と順番にそろっております。
ん〜っと、では800円と1000円にきも吸いと玉吸いをつけていただこうかな〜♪
ニコニコしながら待つことしばし!
「うほっ♪キタキタ〜♪」ヽ(・∀・)ノ
(上が1000円、下が800円、価格の差は鰻の量の差です!(゜▽゜)b。)
通常のうな重と違い、ご飯にタレがまんべなくまむしてあるよって(混ざっているので)、「まむし」いいます。
まずはご飯!
最初から均等にタレが混ざっているので、まるでかやくご飯のようです。
タレは意外にも甘くなく、鰻の旨みとコクがギュギュっと詰まっております。
ですので、しつこくもないので最期まで飽きません。
さて、肝心の鰻はというと…
「♪」♪(((*^ω^*)))♪
もう、この表情がすべて!
蒸さずに焼いているので、表面がぱりっと香ばしく、厚めの身も弾力に満ちています。
しかし、中はふわっと柔らかく、じゅじゅ〜♪
見た目に反して脂はさほど多くなく、その分旨みが凝縮されているようでした。
甘い濃い目のタレの味で食べさせるお店が増えてきた中で、
鰻そのものの魚の味で真っ向勝負〜!
そういう印象です。ヽ(・∀・)ノ
見渡したところ、席上には「山椒」がなかったので、
おそらく、「鰻の香りをそのままどうぞ♪」ということなのでしょうね。
うん、確かに十分です!ヽ(・∀・)ノ
お吸い物は、出しの効いた極薄味。
濃い目のまむしやよってに、あっさりしたほうがよくあいまっしゃろ?
そういうことかな?
私は丁度でしたが、奥さんはもう少し濃い目がいいかな?と言っていました。
なんにせよ、これだけ高品質の鰻が近場で安く食べることができるので、
ここのお店はお気に入りです。
場所はここ。
電話 06-6671-2768
定休日 水曜日
平日 11:30 - 19:00
土曜日 11:30 - 19:00
日曜・祝日
11:30 - 19:00
【おまけ】
このまむし方式は、有名な「自由軒」の「名物カレー」もそうですね。
織田作之助も自作の小説「夫婦善哉」のなかで、
「自由軒のラ、ラ、ライスカレーは御飯にあんじょうま、ま、まむしてあるよって、うまい」
と、書いております。
いらち(せっかち)な気質の大阪人には合った食べ方だったんでしょうね。
次へ
戻る
食べ物トップへ