食べ物♪7

お好み焼き

わりと特殊な食べ物ですよね「お好み焼き」って、
皆で話題にしている時も、各々思い浮かべている味はかなり違う!
味の基準は、生まれ育った環境によって左右されるものですが、
このお好み焼きに関しては、その基準がかなり幼少期に刷り込まれているせいか、
美味しい(本当の)お好み焼きの味ってのが、もう皆バラバラ!
でもって、皆が互いの主張を聞き入れない!
「俺のが一番!」ってね。
(同様のことは「たこ焼き」にも言えるね。)

他の食べ物、たとえば「うどん」や「焼きそば」なんかでは、
わりとすんなり意見の統一が出来るのに、
いわゆる「粉物」と言われる、この手食べ物では、なかなか意見がまとまらない。
良くあるのがこんな会話。
「なかなか美味いなあ、ここのん…」
「でも、なんかちゃうよな〜、美味いけど」
「そやな〜、美味いけど、ちゃうよな〜」
このときの会話のキモは、「美味いお好み焼き」と「本当のお好み焼き」は違うってこと!

で、考えてみました。(まあ、私の場合やけどね!)
だいたい、昔は粉もんの食べ物って駄菓子屋か、ごく家の近くの店でしか食べなかった、
(今のようにチェーン店や専門店が出来るとは夢にも思わなかった。)
また、家でもご飯代わりに良く出た。
だから、意識的には料理ではなく、自家製のおかずかおやつにかなり近いものでした。
(同時期に食べた「うどん」や「ラーメン」はなぜかそうは思わなかったな〜)
だから、どうしても「うちの味」と「よその味」って思ってしまうんですね。

まあ、今の若い子らにはこの感覚はないんでしょうけど、
私は今もこう注文を付けてしまいます。
「ブタ玉、ただし卵は生地に入れんと、最後に目玉にしてのっけて!」


(というわけで、今回はおすすめのお店は無しです!)


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