バイク&車など34
【C105復活計画 その4】
ちょっと小作業・サイドスタンド装着
(12,07,07)
さて次は、くたびれ方の一番激しい足周りをどうにかせねば。
そこで、まずはホイールを取り外そうとしたのですが…
「なんやこれ!全く動かんではないか!」
骨董品もののサビでもうガッチリと固着して、もはや二つの部品が一体化!
普通こういうときは、CRCでもぶっ掛けてメガネをかけてぶったたけば大抵は何とかなるのですが、
今回のこの部品は丸にギザギザを刻んであるだけの形なので、メガネをかけれない!
通常この部分はまありトルクがかからないから、工具無しでも調整できるようにこういう形にしたのでしょうが、
それがかえってアダとなっちゃってますね…
おまけに真鍮製で柔らかいから、バイスでくわえて回そうとすると、どんどん削れて行く!
で、困ったときの56君、彼にどうしたらいいかたずねて見ると、
「ヒートガンで熱するといいですよ。熱膨張の差で隙間が開くから。」
そこで早速試してみたら…
やった!緩んだ!
すごいぞ!さすがさすが、やっぱ頭は使うもんですね〜♪
で、少し緩めばこっちのもの、すきまにCRCを吹き込みながら慎重に回す回す。
で、苦闘すること数分。
取れた!
でもきれいにギザギザが取れちゃったから、ひまを見てやすりで彫るとするか。
ついでにロッドの方のサビもきれいに落とし、タップでねじ山を切りなおしました。
よし!これで復活!
さ、次はブレーキばらして掃除するぞ!
(12,07,09)
そういうわけでブレーキの掃除となれば、ブレーキペダルも分解してきれいにしないといかないね。
そうなるとセンタースタンドを外さないといけないので、ついでにそれも磨きなおして塗装しなおさねば。
だって、こんなにサビサビでボロボロ!
でもC105にはサイドスタンドがついていないから、センタースタンドを外すと自立できない。
ジャッキで持ち上げていてもいいんですが、
今後の利便性を考えたら得たらこの際だからサイドスタンドを装着したほうがいいね。
で、調べると専用品などが出ているのですが、どれも目を剥くほどに高価!
そこでしばらく考えていると、ヤフオクでちょうどよさ気なものを発見!
しかもお財布に優しい低価格!(600円!)
そこでさっそく落札して仮組み♪
おお〜!車体の傾きも申し分なし、これピッタリでない♪
ほんと、ほぼ無加工で、こうもきちんと合ってくれるとは大感激!
そしてまた、この赤色がいいね〜♪
地味なグレーの中でひときわ目立って嬉しくなる!
当初塗り替えも考えたけどこのままで良いや♪
で、気になるこのサイドスタンドの正体ですが…
はい、そうです!
これは郵便カブのサイドスタンドでした。
ホイル径が違うけど、同じカブだから何とかなるだろうと思っていたけど、
ここまでピッタリと無加工で装着できるとは!
ちなみに取り付け穴は、カブ側はスイングアームにあるタンデムステップと、丸いプラスチックのふたを外した穴。
これがスタンド側の穴と合う間隔!
で、スタンド側の穴は上下に列に並んでいるので、それにより傾きを調整できるようになっています。
さすが実用車部品!よく考えられている!
無論強度も十分で、呆れるくらいに分厚い鉄板で出来ておりました。
ちゅうか、厚さ9ミリって何やねん!
装甲車か!
次へ
戻る
バイクトップへ