懐かし探偵団 52
懐かしテーマパーク石切!
今回も餅蔵さんから頂いた画像です。
(*^人^*) 「いつもサンキュ!」
大阪府の東の端、奈良県との県境あたりにある石切神社。
そこは大阪の人間には広く知られ、親しみを込めて「石切さん」と呼ばれております。
かなり離れた幹線道路の大きな交差点にも大きな案内看板があるので、
一度も訪れたことがなくとも、ほとんどの方はその名前を知っております。
特に私たちの世代だと、
子供のころに連れて行ってもらい、すごく強烈な体験をしている人も多いのですよ。
世にも恐ろしい看板や人形、そしておどろおどろしい展示物に、それ以上に怖い爺さん!(店主)
数年前久々に訪れました
が、アチコチ変わってしまっていて、あの怖さもずいぶん減ってきておりました。
ですが、最近の若い方は、
「名前は知ってるけれども、行った事ないよ。」
そういう方も多いのです。
まあその強烈さは、一度行けばご理解いただけると思うのでぜひ一度どうぞ。
さて、そんな石切さんなんですが、
実はその参道は道々商店街になっており、今も昔ながらの店が軒を連ねております。
今回はそんな中から見つけた懐かしいもの♪
まずは定番。
ですがさすがに…
(・∀・)「写真撮影は
きんちょう
するなぁ〜!」
φ(._*)☆\(-_-)
一番人気のこの方のホーローがいまだに現役とは恐れ入りました!
しかもテントわきのためなのか、保存状態がすこぶる良い!
昨今こういうものを収集するマニアが増えてきて、
現存するものを買い取ったり、果ては盗んだり、
そうして自宅で楽しんでいるようですが。
あれは何か違うような気がします。
こういうものは、あるべき場所にあるからこそ美しく味わい深いのであって、
それを無視してしまうと、一時に輝きをなくしてしまうのです。
そして、それを奪われた「あるべき場所」も同時に色を失い顔もなくしてしまうのです。。
この点が理解できずに、自分たちの収集欲のみを満たす人間が多い限りは、
文化などは育つはずもないと、いつも思ってしまいます。
(=^^=)ゞ「いきなり長文すんまへん!」
次は、なんだか好きな2枚の写真。
「あの子も立派になったものですね。」
「うむ!」
「私この人(箱)と幸せになります。」
燈篭の母親とポストの父親が、
消火栓の新婦ホース入れの新郎を感慨深く見守っているように見えたんです。
いや〜、古いものや古い街ほど、派手な色が似合うんですよね。
私が年甲斐もなく赤がすきなのも、実はそういう理由かもしれない。
(=^^=)ゞ
さて、この商店街は参拝客がメインのお客さん。
で、その客層はというと、もう完全におばあさん!
ですので、取り揃える商品も…
あ!なんかええ感じ♪
人によっては、使い方すらわからないものもあるのでは?
「あ!これ携行燃料入れ?」φ(._*)☆\(-_-)「ゆたんぽ!」
「あ!これ大きなモナカ?」φ(._*)☆\(-_-)「洗濯板!」
というわけで・・・
(・∀・)「これは何でしょう?」
答えは・・・・
(・∀・)「手洗い!」
上の部分が水をためるタンクで、下のところに出口があり、
そこを手で押さえると、一定時間水が出てくる仕組みなのです。
昔のお便所は、水洗式ではなく汲み取り式でした。
で、汲み取り口は裏口にあるので、便所も裏庭にありました。
でも大抵は水道をそこまで引いていなかったので、手を洗う蛇口があるはずもなく、
便所の出口あたりには必ずこれがつるされていました。
そしてこれの足元には水受けのために穴が開けられた大きな石があり、
その周囲には、シダなどの観葉植物が植えられておりました。
ああ、懐かしい風景だな・・
でもこれの正式名称はなんというのでしょう?
以前調べてみたくてアチコチ見てみたのですが、とうとう名前はわかりませんでした。
どなたかご存知の方は教えてください。(*^人^*)
今回は数点の写真で見ていただきましたが、
実際はもっともっとたくさんの懐かしモノであふれております。
そして何より嬉しいのは、
今よくある展示のように、
「どう?懐かしいべ?」
と押し付けがましくあるのではなく、
あくまで自然に、当然のものとして時を過ごしてきた懐かしいものであふれているという点なのです。
前述の看板でも述べましたが、
「あるべきものが、あるべき場所にあるのが一番味がある。」
無論これは見る側の理屈であって、そこに住まれる方々の理屈と必ずしも一致するはずもありません。
ですが私はどうしてもそう思ってしまうのですよ。
そして、そういう状態が続けばそこに、
伝統や、文化も生まれ根付いていくように感じております。
皆さんはいかがお考えでしょう?
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