「あれ?しょっち〜は?」

「なんや「急流すべり」に乗りにいかはったで。」

「え?あれって結構高いところから落ちるやん?」

「そだね。」

「でもしょっち〜って、高所恐怖症やん?」

「そだね。」

「さっきも灯台に登ってけぇへんかったやん。」

「そだね。」

「どういうことやろ?」

「どういうことやろね?」

「魔が刺したか…」

「そかもね。」

「ちょっと見てくるわ。」




あ、おったおった!どんどん登ってくるぞ!

ほうほう、みんな大喜びや!

お〜い!写真撮るよ〜!

「うぃ〜♪」

「楽しいな〜♪」「楽しいな〜♪」

「やあ!」「やあ!」「・・・・」


【しょっち〜、心の声】


なんでや、

なんで、わしここにおるんや?

なんでや、


何で乗ってしもたんや!


なんでや?

え?

まじか?


まだ上に行くんかいな!?




マジかい!





そして…




う嗚呼嗚呼あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!