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第116回火曜日ミーティング
〜紀ノ川・八風の湯〜
うちら火曜日ツーリングのメンバーの多くは、
定休日が火曜日ということからもお分かりのように、多くのものが自営業。
ですので、先週世間をにぎわしたGWとはほぼ無縁の生活を送っておりました。
で、そんな我々が楽しみにしている月に一度のツーリングが昨日だったわけですから、
1週間前から天気予報を見ては一喜一憂。
というのも、1週間前からずっと雨の予報で半ばあきらめかけていたところに、
前日になって。50→40→30と次第に降水確率が下がり、
ついには予報から傘マークが外れ、雲とお日様の絵が!
やった〜!こりゃ行けるぜ〜!
ヽ(^∀^)ノ
というわけで、翌朝バイクを引き出し鼻歌を歌いながら南へ南へ。
だって、今回の目的地は高野山。
しかし…
な〜んか、南の方の山はどれもこれも雲の中に隠れて見えてない。
あれって、モロに雨が降ってるってことじゃない?
まあ、一応カッパはちゃんと積んでるけれど…
そんなわけで、少々不安を感じつつ、まずは集合場所である紀ノ川へと向かいます。
さて、以前は結構時間のかかったこのルートですが、
最近は自動車専用道路(京奈和自動車道)がつながってきたので、
あっという間に、しかも快適に到着することができます。
その上SAのような道の駅までできているから、お土産もここで買える!
(まあ、高野山で弘法大師のフィギアを買うという手もあるのだが…)
そういうわけで、サクサクと進んで集合場所に到着すると…
「う〜ん…」
渋い顔してスマホで調べているのは、ただいまの雲の動き。
昼過ぎからこの辺りは雲に覆われ、南から激しい雨がやってくるとのこと。
というか、どう見ても向い側の山々ではすでに雨が降っているじゃない?
実は先ほどの自動っ車道でも、ポツポツと雨に打たれながら走っていたので、
高所に行くほど間違いなく雨の中!
だからこのまま高野山へ向かうのは、派手な冷たいシャワーを浴びに行くのと同じなので、
同じシャワーなら温かいほうが良いよネ?ということになり、
急遽目的地を変更し、近くにある温泉へ向かうことにしました。
八風の湯
以前ここは「蔵の湯」という名前で風情のある温泉だったのですが、
いつの間にか名前が変わり、宿泊施設を兼ね備えたスーパー銭湯のようになっておりました。
(おかげで看板を頼りに走っているとつい見逃してしまうところでした。)
ここで遅れて出てきたしょっち〜さんと合流したのですが、
その時にはもうすっかり雨が降ってきておりました。
だから…
バイクはみんな雨の中。
そしてわしらは全員お湯の中♪
施設と名前は変わったけれど、お風呂は変わらず以前のままで、
地下深くにたまったお湯の化石とも言う、赤茶色く濁ったお湯はとても気持ちが良い!
また露天風呂に出ると、降り出した雨が体を打って、
湯の中は温かく、頭はぴちぴち冷たく気持ちが良い!
こうなるとた雨も素敵な舞台装置に変身するので楽しく愉快!
思わず鼻歌が出ますから、まさしく雨に歌えば!
てなわけで、のぼせる手前くらいまで温まったので、
お湯から出るとなにはともあれまずはこれ!
和歌山みかんの北海道ミックスソフト!
(南?北?どっちなんや?)
実はこの日はサービスデーで入浴料20%引きの上、ソフトも半額だったので、ウハウハ!
この分だと食堂も割引ありか?
そう期待しつつ入ってみるも、
そこはそれ、
世の中そんなに甘くない!
だからせめて食べるものだけは甘くあってほしいので…
甘いお揚げの入った温かいお蕎麦♪
一方そのころバイクは…
冷たいな〜。腹減ったな〜。
だが、わしらはお風呂と食事で温めたからもう雨なんかこわくない!
とはいえ、天気予報によると、この後になればなるほど、
どんどん濃い雨雲がやって来るそうなんで、もはや長居は無用!
合羽を着こんでではさらば!
今回はずいぶん予定とは違いましたが、
まあ、こういう日もあるよね〜。
お疲れ様〜!ヽ(^∀^)ノ
そんなわけで、帰り道は、雨の中我慢我慢の走行でしたが、
しょっち〜さんだけはやけに嬉しそう。
で、信号待ちのとき、訪ねてみると、
「いや、雨の中も結構おもろいですよ!」
だって!
やっぱ、あの人変態や〜!
(=^^=)ゞ
来月は6月。
梅雨真っただ中だろうけど、今度は晴れ間を走りたいな〜。
*おみやげ*
実は行道に文中にあった「道の駅 かつらぎ西」にて、こういうものを買っていたのです。
どちらも個人的に大当たりだったのでついでにご紹介。
くるみ餅
ナッツの胡桃(くるみ)を使用しているわけではなく、餡で餅をくるんでいるからこの名前。
緑色のあんは枝豆を食感が残る程度に擂(す)ったもので、甘さも程よくおいしい!
東北だとずんだ餅とよぶのでしょうが、こちらはお餅がちと違う!
やや塩味のあるうる餅(お餅の中にうるち米を少し混ぜ込んであるお餅)なもんで、
餡の風味と相まってこれがまた絶妙!
実は大阪の堺にも同じ名前の餅があるのですが、
こちらのお餅は、つるりとした白玉なので、全く風味が違います。
(かん袋 くるみ餅)
堺のは上品なお茶菓子で、午後のお茶の時間に「オホホ♪」と言いながらいただきたいですが、
こちらの和歌山のは風味食感ともに野趣あふれる風味で、
同じ午後でも夕飯前に、「おなかすいた〜!お!ええのがあるやん!」
と、パクパク!そういう風に食べたい!
(ボリュームも結構あるのでお得!)
バームクーヘン Kinari(きなり)
ヘ?こんなに洒落たものが?
と、ついお思ってしまったのがこのバーム。
だって、その横にはキャベツやミカン、つけもの、おかき、
そういったものが並べられているのんだから、この子だけやけに場違い!
で、手にとってしげしげ見ると、「バームクーヘン専門店 きなり?」
(650円?安くないか?)
そんなわけで買って帰って、食べてみると…
うわ!うま!これ!うま!
玉子とミルクとバターが一気にどどっ!
最初は、「これ、プリンやん!プリンを書き固めたらこんな感じやん!」
と、そう感じましたが、ムハムハと食べていると、
「yいや、やっぱこれはバームだ!しかもかなりおいしいバームや!」
最近多いふかふかふんわり、もっちりだけの奴と違って、
生地適度なしっかり感があるのでかみしめるたびに、
玉子やミルクやバターの風味がにじみ出る感じがする。
で、何より、そのしっかり感ゆえに、一枚一枚剥がして食べることが可能!
ここすごく重要なんでもう一度言いますね!
このバームクーヘンは剥がしながら食べることができ系ます!
やっぱ、バームクーヘンのだいご味はそこだよね!
え?
違う?
そうなん…?
(=^^=)ゞ
てなわけえ、かなり気に入ったこの二品。
次回も絶対買うことに決めました。
っていうか、
今度これらだけを買いにバイクでまた走りに行こう〜っと♪
ヽ(^∀^)ノ
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