奈良県吉野郡上北山村東の川地区。

坂本ダム貯水湖の北東、周囲を深い山に囲まれた秘境の地。

ここに知る人ぞ知る郵便局があるのです。

そう、今回の目的地は、東の川簡易郵便局。

奈良県の秘境の地にある郵便局から郵便はがきを自宅に送って

郵便ネットワークのすばらしさを実感いたしませう。

またオフライン郵便局なので、昔懐かしい手作業での貯金業務も体験しましょう。

(=ﾟ?ﾟ)ﾉ　<　オフライン郵便局って何？

オフ・ライン。すなわち有線で結ばれていない郵便局ってことです。>　(ﾟдﾟ)

郵便事業の迅速化・効率化のため、日本の郵便局は

沖縄の離島や北海道・東北の山中の郵便局に至るまで、

すべて郵便専用回線（？）で結ばれているわけです。

窓口で端末を『ピピッ』と押せば、手続きは終了というわけですね。

（詳しいことはわかりまへん）

ただし３局（実質２局）の郵便局を除けばです。

これらの郵便局には回線が届いていないとかで、いまだ手作業による貯金業務が行われています。

このオフライン郵便局にわざわざ出向いて、郵便貯金通帳にゴム印で金額を記帳してもらうという趣味があるそうで、

その筋の方々の間で、まさしく聖地と化している郵便局というのが、

奈良県吉野郡上北山村東の川郵便局なのです。

坂本貯水池の北東、周囲を山に囲まれた秘境の地にある東の川集落。

住民が１０人にも満たないそんな秘境の地にある郵便局。

そのわずかな人達のためにだけある郵便局。

民営化されたら真っ先に廃止されそうな郵便局。

これは是非とも行かないと・・・

そんなわけでオフ会企画しました。