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第三回白浜ツーリング(ハマー・ザ・サード!)
(2004,07,19〜20)

るゆるの夏休


今年も、行ってまいりました。
今回のキーワードはゆるゆる♪
毎年シーズンオフの9月に行っていましたが、
今回は夏休みも始まりの7月です!
ですので気分が違います!
ノリが違います!
参加者みんなノリノリでゆるゆるです
さてどうなる事でしょうか?





毎年のことですが、思い起こすとこのツーリングの山場はこの夜の峠道!
今回もすごかった!
なんといっても主役はしょっちー!
彼の駆るCB50の速いこと速いこと!
正直この時まで私はCBをなめてかかっておりました、
だがしかし!
闇を駆けるひとすじの光!
走り去る赤いテールランプ!
追いかけても追いかけても、コーナーごとに遠くなる!

しかし、彼は!

休憩中はゆるゆるです♪
走行中の姿とは打って変わって…

休憩ごとに、毎度恒例の虫探し!
このときは、ニイニイゼミとクワガタのメスを発見!
ひとしきり愛でた後、離してあげておりました。



さあ!また走るぞ!
ここからは本日二度目の峠道!
相変わらず絶好調のショッチーを先頭にバイクは走ります♪
しかし、私のドリラはここいらあたりからぐずり始めました!
(熱を持ちすぎてきたのか?!)
シフトダウン、アップをする際、かなりゆっくりと回転を上げていかないと、
エンジンが止まってしまうのです!
<(T∇T)>
もうコーナーごとに必死です!
ゆるゆると・・
それはもうゆるゆると、アクセルの開け閉めを行ないます。
よって、今回のこの峠は楽しむ余裕など私にはありませんでした。



峠を下りきったところのコンビニで一休み♪
我々がアイスなどを食ってダラダラしていると・・
「おや?こーちゃんが何かをしている?」



実は、ここではある親子連れ(老夫婦&若いお姉ちゃん)が自動車のパンク修理にてこずっていたのです!
正義感の強いメカオタクのこーちゃんが、これを見過ごすはずがありません!
メガネレンチを手にするや否や、作業に取り掛かりました!
噛り付いたナットをゆるめます!
ゆるゆるゆる〜♪
そして、予備のホイルを慎重に取り付けてゆきます!
流れる汗!滑る手元!頑張るこーちゃん!
我々もその後ろで、アイスジュース、思い思いのものを口にしながら応援します!
「え〜ぞえ〜ぞ!がんばれ〜!遅いぞ〜!」
そして、心配そうに見ている老夫婦に我々はこう言いました!
「大丈夫!彼はプロ!いや、我々はプロ集団です!
「え?でもなにのプロ?」
「え〜っと、こーちゃんが喫茶店兼宝石屋、で・・・
服屋、模型屋、宝石加工職人、中華屋、パソコン技術屋、電気屋・・

ね!全員プロでしょう!」



こうして(こーちゃんが)無事修理を終え、我々はカッコよく去って行きました!
そうそう、お礼にお茶を頂きました。
(おっちゃん、お茶ありがとうね〜!)




予定より2時間ほど遅れ我々は白浜に着きました。
そこで待っていたのは…
一人我々の後を追っていたはずのイナズマ君!

話はここで4時間前にさかのぼります。



和歌山のかいせさん宅で集合した我々は、
まだやって来ないイナズマ君に電話をしました。
すると彼は、「今回は追っかけ隊です!どうぞ先に出発してください!」
そう言いました。
なのに!
なぜ追っかけ隊の彼が一人待ちぼうけ?

答えは・・・

!(・▽・)「彼は嫌われていたから、のけものにされたのです!」


というのはで・・・・
かいせいさんの家を出発して直後、トラブルが発生していたのです!
そのトラブルこそが今回の最大の山場!
これこそが!今回のキーワード「ゆるゆる」の正体!
そして、そのトラブルで我々が止まっている間に、
イナズマ君は追い抜いていったというわけなのですね!(゜▽゜)b!

ではそのトラブルとは…?

我々一行は一旦かいせいさん宅を出発したものの、
実は、すぐに給油のために2班に分かれて行動していたのです。
かいせいさんは道案内で給油組へ、他の者はめんどくさいので道路沿いで待っていました。
しばらく待っていると給油組が戻ってきて、我々の目の前で停止しようとしました。
その時、いきなりかいせいさんが!
!(・▽・)「ジャックナイフ!」
フロントフルロックで後輪を浮かしてバランスを取っております!
見ていた我々は、口々に「すげ〜!」
かいせいさんの超美技に見とれておりました!
しかし、何かおかしい?
カッコよく決めたはずのかいせいさんが大慌て!
一体どうした?
駆け寄る我等が見たものは!
!(・▽・)「あっ!」
外れてホイルに食い込んでいるフロントキャリパー!
?????????



見てみると、取り付けのボルトがない!
つまり・・・
ゆるゆるボルトで走っていたのです!
もし、今回給油しに行かなかったらば、
もし、あのまま勢いよく走り出していたならば…
間違いなく、どこかのコーナーでフロントロック!
!(・▽・)「大惨事!」
よかった!本当に良かった!
確かにかいせいさんへの精神的、金銭的ダメージは大きなものがありますが、
考え様によっては逆についていたのではないでしょうか?
冗談でなく、最悪の場合死亡事故になっていたかも知れません…
結局、かいせいさんは一旦引き返し、バイクを乗り換えての参加となりましたが、
この「ボルトゆるゆる事件」は逆に我々の気持ちをキリリと引き締めることとなりました。

そうです、実は今回のツーリングの山場は既にこのときに終わっていたのです!
ですので、現地(白浜)に到着して、
すぐに寝たとか、
いつまでも起きていたとか、
特製寝袋を持ってきたとか、
かいせいさんから借りたゆるゆるズボンをナイフで切ってずたずたにして海パンにしたとか、
海で泳いだとか、
砂遊びをしたとか、
温泉に入ったとか、
¥100シャワーを6人いっぺんに使ったとか、
コンビニでビキニの姉ちゃんを見て嬉しかったとか、
景色が良かったとか、
美味いものを食ったとか、
帰り道はオーバーヒートで苦しんだとか、
気温が40℃を越えていたとか、
最後はドリラのスッテプが緩みゆるゆるになってしまっていたとか・・・・
そのようなことはすべてエピローグ!
付け足しに過ぎないのです!

まこと、
この白浜行きには、毎年何かが起こる!
次回参加を考えているあなた!
次はあなたの番かも知れませんよ〜♪

Ψ(`∀´)Ψウケケケ

右上より順に、

  すぐに寝た、
  いつまでも起きていた、
  特製¥100寝袋、
  ナイフで切ったズボンをはく帰還兵、
  砂遊びをした、
  海で泳いだ、
  温泉に入った、
  ビキニの姉ちゃんを見て嬉しかった、
  景色が良かったと、
  美味いイカの一夜干し、
  オーバーヒート&気温40℃。


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