色々な怪獣


47 怪獣もいろいろ♪

上の写真は「脳波怪獣ギャんゴ」です。

この怪獣をはじめて見たときは、確か保育園か小学校低学年。

ですが、私は思わずツッコミましたね!

「おいおい!なんちゅう色してるねん!」


なんというか、たとえようのないそのお腹の模様!

配色も毒々しくて、

いったい誰に落書きされたの?

怪獣とはいえ、生き物でこういう配色はないんじゃないの?

そう思ったものです。


思えば、当時の図鑑なんかでは、恐竜はグレーか黒、茶色が当たり前。
(象やサイ、ワニなどのイメージですね)

ですので、恐竜とイメージのダブる怪獣がこういう色なのは納得できなかったのです。

ですが後年、いろいろな色彩の虫類、両生類、魚類を知るにつれ、

「ああ、あのギャンゴの配色もありだったんだ…」

そう思う様になりました。


時を同じくして、世間の図鑑などでも、競って派手派手カラーの恐竜を掲載するようになって来ました。

中には、紫に黄色の水玉のティラノサウルスまで…
(警戒色プラス、迷彩色だそうです。でも、それは明らかに変でしょ!)

最近では、CGなどで再現される恐竜の色もやや落ち着いてきたようですが、

昔のように地味な色一色ではなく、爬虫類っぽくメタリカルな配色が増えて様な気がします。

こうなると、恐竜との差別化のためには、

怪獣たちには、その造形に凝るようになってもらわないといけませんね〜♪

たとえば、逆間接。

あれ?これはすでにたくさんいるか…




では、さかさま向け。

あ!ツインテール!






じゃあじゃあ、顔がお腹!

あ!ペスター!




え〜っと、え〜と、、お腹に穴あき!

おお!ベムスター!




なんか、簡単に思いつきそうな造形はすでに出し尽くされているようですね。

怪獣を作った人たちてすごいな〜!




それにしても…

実はこのギャンゴ、耳がレーダーのようになっていて、

そこがクルクル回るのです。

色彩よりもむしろ、その点の方が生き物としては不自然なのに、

このことについては、当時から全く問題にしていませんでしたね。

(=^^=)ゞ「やっぱ抜けてるね!」



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