犬44♪
わたしも!わたしも〜!
何か用事をしていて、ふと目をやると「なな」と目があう。
ななは、ゆっくり尻尾を振りこちらへやってくる。
私はしゃがんで、ななの頭を撫でながら、
「賢いな〜♪かわいいな〜♪」
そう声をかける。
すると、
どこからともなく「ぷー」がやってきて、私とななの間に割り込む。
私は空いている方の手で、ぷーを撫でる。
そして両手で二匹を撫でながら、やはりこう言う。
「賢いな〜♪かわいいな〜♪」
すると・・・
すきゅ〜ん♪すきゅ〜ん♪ピーピー♪
押し殺したような、甘えるような鼻音が聞こえてくる。
そう、
ジョイ君が小屋の中からこちらを見ている!
結局私は両手でななぷー、足でジョイを触りながらこう言うことになる。
「みんな、賢いな〜♪かわいいな〜♪」
犬たちは良く見ています。
他の子達が何か良い目を見ていたら、絶対私も!
そう思っていつも見ています!
他の子は常に自分より良いものをもらっていて、
自分よりも良い場所で寝ている!
そう思って見ています。
だから、面白いことに、
ジョインいない間に、ななとぷーはジョイの小屋に入りたがります。
ジョイはすぐ、ぷーの寝ている3階に行こうとします。
そしてけっさくなのは・・
お店では、ななとぷー、お互いに相手の寝床を取り合います。
だからお互いに紐が伸びきってしまって…
?(・∀・)?「苦しくないかい?」
ここは本来ななの場所
ここはホントはぷーの場所
お互いに反対の場所に行きたがるから、
ほらこんな感じ!
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