シロ

大人しい女の子でした。
お墓の辺りをうろついていたのを保護。
当初はガリガリでしたが、がっつく様子もなく、
先輩犬のご飯に、手を出すこともなかったです。
だからすぐに、皆と仲良くなりました。
本当に大人しくて、居るかいないか分からないくらい!
いつもおじいちゃんのそばに、ぴったりと付いていました。
しかし、うちに来た翌年の夏、急死しました。
原因は不明。
恐らく、我々にかかったであろう厄災を引き受けてくれたんでしょう。


メリー

これまた大人しい犬でした。
シロとほぼ入れ替わりでやって来ました。
よっぽど苦労をしたのか、すべてにおいて控えめな子で、
不思議なことに、体臭まで控えめ!
と、いうか臭わない!
いつも仏壇の間で寝てたからか、むしろ線香臭い!
性格は、我慢強く、優しい子でした。
まだ小さな娘が紐を持っても、それを気遣いながらゆっくりと歩いていってくれました。
一度迷子になり、家族で大騒ぎ!
私はモンキーで張り紙をして回りました。
3日後、ヒョッコリ帰ってきた時は嬉しかったですね〜。
みんなに可愛がられていましたが、
ある朝車にはねられて、天国に逝ってしまいました。


ペル

ある朝、私の店の前にくくられていました。
(しかも、なんか汚いビニール紐で…)
なし崩し的に、家で飼うことになりましたが、まあそのぶかっこうなこと!
当初は、顔の毛が鼻まで無く、まるで変なライオンのような顔でした。
周りの皆に「ぶさいく、ぶさいく」と言われながらも、
われわれは、「そんなことないよ!」と思ってたもんです。
(当時の写真を今見ると、たしかに不細工!)
生来ののへッぴり根性は直ってませんが、今では(家では)えらそうに吼えております。
じいちゃんとラブラブな男の子です。




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