いぬ4
シロ
大人しい女の子でした。
お墓の辺りをうろついていたのを保護。
当初はガリガリでしたが、がっつく様子もなく、
先輩犬のご飯に、手を出すこともなかったです。
だからすぐに、皆と仲良くなりました。
本当に大人しくて、居るかいないか分からないくらい!
いつもおじいちゃんのそばに、ぴったりと付いていました。
しかし、うちに来た翌年の夏、急死しました。
原因は不明。
恐らく、我々にかかったであろう厄災を引き受けてくれたんでしょう。
メリー
これまた大人しい犬でした。
シロとほぼ入れ替わりでやって来ました。
よっぽど苦労をしたのか、すべてにおいて控えめな子で、
不思議なことに、体臭まで控えめ!
と、いうか臭わない!
いつも仏壇の間で寝てたからか、むしろ線香臭い!
性格は、我慢強く、優しい子でした。
まだ小さな娘が紐を持っても、それを気遣いながらゆっくりと歩いていってくれました。
一度迷子になり、家族で大騒ぎ!
私はモンキーで張り紙をして回りました。
3日後、ヒョッコリ帰ってきた時は嬉しかったですね〜。
みんなに可愛がられていましたが、
ある朝車にはねられて、天国に逝ってしまいました。
ペル
ある朝、私の店の前にくくられていました。
(しかも、なんか汚いビニール紐で…)
なし崩し的に、家で飼うことになりましたが、まあそのぶかっこうなこと!
当初は、顔の毛が鼻まで無く、まるで変なライオンのような顔でした。
周りの皆に「ぶさいく、ぶさいく」と言われながらも、
われわれは、「そんなことないよ!」と思ってたもんです。
(当時の写真を今見ると、たしかに不細工!)
生来ののへッぴり根性は直ってませんが、今では(家では)えらそうに吼えております。
じいちゃんとラブラブな男の子です。
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